コンドームとは

コンドームとは、避妊や性病の防止、もしくは、精液の拡散を防ぐために用いる薄いゴム製の袋のこと。ペニスに着用する道具(消耗品)。


◆ コンドームの説明(概要)

別名:ゴム、スキン

コンドームは、男性の勃起したペニスに、正しく着用することで、菌の接触や精液が外部に漏れるのを阻止することができる。

これにより、性行為(セックス)の時に、避妊具や性病回避としての役割を持つことが可能である。……大変有用な道具のためか、コンビニや薬局でも、探せば見つかるかもしれない。

(ただ、子供の目に触れてもわからないようなパッケージになっていることが多いので、箱裏などを注意深く見ないと、発見しにくいだろう)


なお、コンドームというと、セックスの時の避妊具という印象が強いが……オナニーのときでも、かなり役に立つ道具であったりする

主なところでは、オナホールオナニー、亀頭責めオナニー、電マオナニー、トコロテン射精あたりか。

特に、オナホールオナニー(オナホオナニー)では重要な役割を担っており……

——

・オナホール内に精液を出さないことで、雑菌やカビの増殖を防ぐ(オナホの劣化を防止する)

・オナホール内に残っている雑菌をペニスに接触させないことで、炎症などを予防する



と、オナホにもペニスにも優しい立ち回りをしてくれる。オナホオナニーをする際は、ほぼ必須のアイテムと言えるであろう。


因みに、ペニスにコンドームを着用すると、性感度が落ちる。……そして、コンドームの厚さが強いほど、感度の劣化が強い

だが、エッチの時に生じるリスクを回避できると考えると、このデメリットは仕方ないか。


◆ コンドームの役割

主に2つ。

——

1,精液の拡散防止

2,ペニス(主に尿道口)と菌が接触することの回避

——

である。

「1」に関しては、受精防止や、部屋などが汚れることを防ぐのが目的。

「2」に関しては、性病や炎症の回避が目的。

役割は2つだけだが、これらの目的を達成する事で、多くのリスクを回避することができるため、エッチな遊びをする時には必需品である。(例え、生プレイで楽しむ予定があっても、持っておくことに越したことはない)

また、オナニーを楽しむ人も、最低1パック(コンドームを5個以上)所有しておくと良いだろう

これは、急に必要になった時の対策や、変わったオナニーで楽しむ時に必要になること、普段では少々入手しづらいことが、要因としてあげられる。


◆ コンドームの使い方(扱い方)

コンドームは、大抵、四角いパック(個包装)の中に入っている。ここから中身を取り出すと、ゴムが包まった状態のコンドームが出てくる。

後は、それを勃起したペニスの先端に付着させて、周りのリングをクルクルと回転させながら、ペニス全体に着用すればよいのだが、その際、コンドームの表裏を間違えないように。

見分け方は、開けた時に突起している方が表側、で判断するのが良いと思われるが、開けた時に凸凹が反転してしまうこともあるので、ゴムの回転できる向きで確認したほうが無難かもしれない。

正しい方向に装着できていれば、コンドームの周りのリングを回転させるだけで、ペニスに隙間なく装着さえることができる。


装着後は、女性器への挿入や、オナニーなど、ご自由に。

ただ、射精すると、コンドーム内に精液が溜まるのだが、その際、ペニスも濡れてしまうので、シャワーで洗い流すか、トイレットペーパーでキレイに拭く必要がある。

また、精液が残ったままのコンドームが残るので、ゴムをしっかり縛った後、処分を適切に行いたい。


それと、初めての性行為の時に、初めてコンドームを使用する、というのは既に手遅れなので、要注意しておくべきだろう

初回でのコンドームの着用は、意外と難しく、不慣れなことから、時間がかかったり、隙間ができて精液が漏れ出してしまうことがあるので、セックス本番が来る前に、家で2~3回ほど、着用をテストすべきである。


◆ コンドームの注意事項(安全性や問題点(危険性)などについて)

◇ 避妊具として用いた場合、避妊できる確率は、80~99%になる

正しい方法で着用すれば、避妊率は100%に限りなく近くなるのだが、コンドームの着用経験が多くないと、この確率の達成は難しい。

また、普通の人は、時々、コンドームの着用などに失敗していることがある。以下に、いくつかの失敗例を示す。

——

・コンドームを着用する際に、爪でゴムに切り傷を付けてしまった

・コンドームを着用する際に、ゴムとゴムが被るようにしてしまった(ゴム同士を接触させると破れることがある)

・コンドームを2重で着用した(2つ付けると、両方とも破れることがある)

・コンドームをズボンのポケットに入れておいた時、移動した時の揺れでゴムに傷ができた

・コンドームを着用した時に、隙間ができていた

・セックス中に中折した(勃起が十分でなかった)

・取り付けの際、着用の裏表を間違えて、表側にも微量の精液が付着していた

・コンドームの巻きつけ量が不十分であった

・コンドームのサイズがペニスにあっていなかった

・コンドームを着用する前の時点で、すでに受精するような要因を作っていた(我慢汁とかにも微量の精子が含まれている)

・3年以上使用していないコンドーム、もしくは保存環境が悪いコンドームを使用した(コンドームには耐久年数がある)

・安物のコンドームを使用した(ラブホテルに無料で置いてあるものは、かなり粗悪品なことがあるので、信用しない方がいいだろう。持参すべきである)

——

上記のことが要因で、避妊率は90%ぐらいになることが多い。ほぼ確実に避妊を成功させたいなら、コンドームを着用した上で、女性がピルを服用すべきである(ピルの避妊率は99%以上なので、両方を組み合わせると、避妊率は99.9%以上を目指せる)。


◇ もし、セックスを行う場合、着用する際は、挿入直前の段階で行うこと

コンドームを着調したままにしていると、何らかの外的要因で損傷を受けるリスクが高まる。

そのため、着用時間は極力短くなるようにしておきたい。


◇ ゴムアレルギーに関して

ラテックスアレルギーの体質がある人は、ラテックス性のコンドーム(一般的なコンドーム)を着用すると、アレルギー反応(蕁麻疹、じんましん)などを起こしてしまう。(かゆみ、発熱、赤みなどもこれに含まれる)

このケースの場合は、ポリウレタン製のコンドームを用いてラテックスアレルギーを回避するか、パートナーにピルの服用をお願いして避妊対策するのが望ましいと思われる。

(もし、蕁麻疹がひどいようなら病院の泌尿器科の診察を推奨する。放置すると悪化して大問題になる可能性がある)


◆ コンドームの洗浄に関して

精液がたまった使用済のコンドームは、早めのうちにゴミで出してしまうのが良いのだが、中には、精液が溜まった袋をゴミ箱に残しておくのも不快(不安)に感じる人がいるだろう。

そんな人は、精液をトイレの中に流した後、トイレットペーパーでコンドームに付着した精液を取り除き、その後に洗面所でコンドームを水洗いすることで、精液を処分することをオススメしたい。

(精液は水に溶ける性質があるので、トイレに流しても特に問題はない。但し、多少の精液が便器にこびりついたりするので、トイレの定期的な洗浄が必要になる)

(ティッシュだと、詰まる可能性があるので、流す際は少量のトイレットペーパーにしておくべきか)

(洗面所も同様で、髪取りがない限り、少量の精液ながら普通に流れる)


一度洗浄したコンドームは、再利用こそできないものの、放っておいても余計な臭いは発しないので、安全に捨てることが可能である。

(それと、間違っても、お風呂場に精液は流さないように。こちらは、トイレと違って詰まる可能性が高い)


◆ コンドームを使った性的なプレイやシチュエーションに関して(男性向け)

大抵は、「性行為の要求」もしくは「淫乱の強調」を表現したい時に用いられる。

◇ 咥えゴム

女性がコンドームのパックを口に咥えている行為。

18禁の画像にならないことも多いが、この行為は明らかに性行為を求めているため、性的な画像とみなしたほうが良い。

ついでに、エッチを求めていて愛らしい。ヤル気満々なのだろうか。


◇ 使用済のコンドームが散らかっている

事後。しかも複数プレイ。女性が淫乱、もしくは複数プレイした後の様子を表現したもの。エロい。


◇ 使用前のコンドームが複数ある

事前。これから何度もセックスをする予定。複数プレイの描写前、もしくは、一人の男性から精液を大量に絞り出すことを予見させている。

(性行為に深く依存しているための記号として用いられることもある)


◇ 部屋からコンドームが見つかる

特定の女性に対して、何らかの性関連を連想させる表現。ある意味でエロ本より強烈。


◇ 避妊失敗

コンドームの使用に失敗して、これからトラブルが起きることを明確化したもの。官能小説などで稀に見られる表現。


◆ 終わりに

18歳を過ぎたら、とりあえず1パックは所有しておいたほうが良いと思われる。コンドームを所有していると、何かと便利なことが多く、色々なことで助かるだろう

……なお、直接の購入が恥ずかしいと思う方は、ネットショップや、薬局の側にさり気なく置かれていたりするコンドーム用の自販機で購入すると良いかもいしれない。






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