エッチライフ

この記事では、女性の月経周期に合わせた「性感度の変化」を説明していきます。


◆ 性感やエッチな気分には、かなり個人差がある

以下に記載されている「生理周期に基づく性欲や感度の周期」には、個人差が大きくあります。

そのため、ここでご紹介するのは、あくまで「そういう人が多い」というような話で受け取っていただければと思います。

（なお、各項目のカッコ内の数字は、生理が始まった日を１日目として、大体の日数の目安を記載していますので、そちらも合わせて参考にしてください）


◆ 生理周期と、エッチな気分や感じ方の違いについて

◇ 生理期間（１日目～７日目）

性知識が乏しい男性でも、女性の「生理」を知らない人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

月に１回程度、子宮内膜が剥がれ落ち、血の塊となって出てくる現象ですね。

人によって差異がありますが、短い人では３日程度、長い人の場合は７日程度続きます。


この期間、女性の性欲は比較的落ちています。

理由の１つに、陰部から出血しているような状態のため、性的なことをしたいという気持ちになれない、というのが挙げられるでしょう。

そもそも、月経の期間中は、女性器の細菌への抵抗力が落ちている時期になりますので、ゴムの有無にかかわらず、性交を行うのは避けるべきです。

（クリトリス弄りなども同じく、抵抗力の弱まっている陰部に対して、刺激を与えるべきではないと考えます）


加えて、生理直前から生理期間にかけては、生理痛などで苦しい思いをしている女性も少なくありません。

中には、かなり辛い苦しみを味わっていることもあるので、「生理中だとエッチな気分になれない」というのは、当然のことかと。

いずれにせよ、この時期の女性とのエッチは、女性が性病にかかってしまう危険性が高いという点と、ノリ気ではないということから、推奨されません。

（感度もいい時期とは言えないので、性器に対する愛撫や挿入などは、やめたほうが良いと思います）


◇ 卵胞期（８日目～１３日目）

生理が終わってから１週間程度は、比較的、性行為に対して前向きになりやすい時期です。

また、女性的な魅力が増していったり、アクティブになったりする時期でもあります。

（女性の体内では、一度リセットされた子宮内膜が再び増え始め、受精、着床を待っているような状態になっていきます）


女性がエッチを好むようになっているときは、基本的に感度もいい状態になりやすく、女性の生理周期の中では「気持ちいいセックス」に向いています。

そのため、性感帯の開発や、これまでしたことのない体位に挑戦するなど、少し変わったプレイを挟んでもいいかもしれません。


◇ 排卵期（１４日～１８日）

排卵日を迎えると、女性の体は、最も妊娠しやすくなっています。

この時期に合わせて、女性の性衝動は、比較的活発になっていく傾向がありますね。

性欲が高まりすぎて、性に関して乱れやすくなる女性も、少なからずいるようです。

（彼女や妻とエッチをする場合、この時期が一番誘いやすいかもしれません）


◇ 黄体期（１９日～２８日）

比較的受精しやすい排卵期を終えると、女性の体は、次の生理（排卵）のための準備期間に入り始めます。

この時期は、生理前にイライラするというような症状が現れやすい女性もいますが、「むしろこの時期にこそ燃える」という女性もおり、人による違いが特に大きく出ますね。


月経前に調子を崩しやすい女性の場合は、体調がよくなくなっているため、あまり性衝動は強くないと言えるでしょう。こういった女性の場合は、感度が低くなりやすいです。

一方で、月経前の不調を感じにくい女性の場合は、排卵期よりも強い性欲を感じている場合があるようです。

そのような場合は、比較的激しいセックスを求められ、非常によく感じてくれますよ。


黄体期が終わると、また生理が始まります。


◆ どの時期で性感度が高くなる？

◇ 必ず「この時期」とは言えない

実は、必ず「この時期がベスト」と言えるものはありません。

前述のように個人差が存在していますし、「その女性がどのようなセックスを好むか」によって大きく左右されるからです。


◇ 甘く情熱的なセックスをしたいと感じやすいのは排卵日前後

排卵日前後は、愛があり艶やかな、どちらかというと「女性的なセックス」が好まれます。

甘々なセックスが好きな女性は、この時期に丁寧な愛撫を交えたセックスをしてあげると、かなり感じてくれることでしょう。


◇ 荒々しいセックスをしたいと感じやすいのは生理前の数日

一方で、精神的にイライラしやすくなる生理前の時期は、貪るような激しいセックスを求める女性が増えます。

性欲を満たすことを主目的とした、どちらかというと「男性的なセックス」が好まれると言えるでしょう。

膣を掻き回すような力強いセックスが好きな女性は、この時期に激しめのセックスをすると、いい反応が得られるかもしれません。

（ただし「力強く」とは言っても、乱暴にしていては嫌われてしまいますから、その点は注意してくださいね）


◇ 時期に応じてセックスの内容を少し変えてみる

上記のように、女性の感じ方や求めるセックスは、生理周期によって違いがあります。

ですから、

・排卵日前後は。甘くて優しいセックス

・生理前は、快楽を求める激しめのセックス

というふうに使い分けることで、どちらの時期においても、女性に気持ちよく感じてもらえる可能性が高まるのです。


◇ よりどっちが好きかを見分ける方法は？

とは言え、女性によっては激しくされるのを好まない場合もありますし、優しすぎると物足りないという人もいます。

関係を持ったことのある相手ならば、その時の生理周期や、どんな前戯、挿入を好んだかなどでおおよそ想像がつくでしょうが、これから始めてセックスをする相手の場合は、どちらか分からないはずです。


そこで、幾つかの項目から、女性のタイプを予想してみましょう！

（多少、私の経験が含まれていますし、例外的な人も結構いるのですが、参考程度にはなると思います）


・印象は重要

直感に頼ることにはなりますが、かなりの高確率で見分けられます。

区分は「かわいい系」か、「かっこいい系」か。

「かわいい系」の女性は、甘いセックスを好む傾向にあり、「かっこいい系」の女性は、激しいセックスを好む傾向にあるようです。


また、服装や言動のニュアンスには、女性が「どう思われたいか」が反映されています。

たとえば、女性が、薄桃色のファーのバッグと、黒い革のバッグを持っていたとしましょう。

すると、その日の気分で、バックの使い分けてがおきているはずです。

かわいいと思われたいときはファーのものを、かっこいいと思われたいときは革のものを持つ可能性が高くなります。

後、言動にしても、歩き方や仕草など、小さなものを１つ取っても、にじみ出る雰囲気というものがあります。


・交際相手（自分も含めて）から推測

自分、もしくは、その女性が過去に付き合っていた男性の体格を「筋肉質」「細身」「肥満」で分類したときに、どれに含まれるかを想像してください。


あなたが「筋肉質」なら、女性は、激しめのセックスを好んでいる可能性が高まります。

筋肉量の少ない細身の男性だと、荒々しい行為を期待するのは難しいですからね。

逆に、「細身」の男性なら、甘いセックスを期待している場合が多いと言えるでしょう。

そういった意味では、「細マッチョ」というのは、セックスの関係においても理にかなった「理想的な体型」なのかもしれません。


それと「肥満」体型に関することですが、これは男性であっても「女性的な印象」を抱かれやすいです。

実際に、脂肪細胞で男性ホルモンを女性ホルモンに変換しているために、肥満な方は、比較的男性的な特徴が弱くなりやすい傾向にあります。

こういった肥満型の男性を好む女性は、どちらかというと「男性側から絞り取るような激しいプレイ」や、「男性を可愛がるような甘いセックス」を好んでいる可能性が高いはずです。

（要は、女性がリードするようなセックスですね）


◆ 補足：ホルモンバランスの変化が、気分や性欲を左右している

余談ですが、エッチして欲しいことが異なる場合、大きく分けて「２種類の女性ホルモンの分泌度合いが関与している」と考えられています。

「女性らしさ」を強めるエストロゲン（卵胞ホルモン）と、子宮内膜の増殖を促す作用を持つゲスターゲン（黄体ホルモン）ですね。


卵胞期には、エストロゲンが多く分泌され、黄体期には、ゲスターゲンが多く分泌されています。

（排卵期は、どちらも多めに分泌され、生理中は、どちらも分泌量が少ない状態です）

ホルモンバランスが正常に保たれている女性であれば、この変動は大きな波のように存在しており、生理周期によって気分や感度が変わってくる、というようになっています。


◆ 大事なことは「相手の反応を見て変化させること」

合意の上でセックスをしているのであれば、相手の反応を見ることは決して難しくありません。

快感が足りなそうに見える場合は、実際に「違う方法で楽しみたい」と思っている可能性が大いにあります。

生理周期による感度の違いは、それを予想するための１つの指標となるでしょう。


ぜひ、相手の態度や雰囲気を察して、その時に合ったセックスを行ってみて下さい。

上手くできていれば、より満足のいくセックスが楽しめますよ。

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・セックスのテクニックまとめ

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