アダルトアフィリエイトのメリットとデメリットについて

今回は、アダルトアフィリエイトの「良い点」と「悪い点」を一通りまとめてみました。

成人向けコンテンツを扱っているアフィリエイター関係者には、多少役立つ記事になっているはずです。


◆ アダルトアフィリエイトのメリット(利点、長点)

・初心者でも稼ぎやすい

アダルトアフィリエイトは、「アダルト」という巨大なジャンルの1つに含まれているため、コンテンツマッチがずれていても、ある程度のお金稼ぎや集客が行なえます。

さらに、トライアンドエラー(試行錯誤と反映)で伸びやすい性質があるため、アフィリエイター初心者でもお小遣い稼ぎを始めることが容易です。


・集客力が高い

大手アダルトサイト(エログ)になると、1日50万PV以上を平気で稼いできますからね。一般では考えられない数値です。

(それだけ、エロに興味があるユーザーが多いというわけですね)


また、エロいワードはターゲットを誘導しやすいです。

検索ワードが拡散しにくい、とも言えるかな。潮吹きが好きな人は、大体「潮吹き」というワードでやってきます。


・常に需要がある(ニーズが減らない)

性欲は人間の3大要求の1つなので、需要が尽きる(衰退する)ことはありません。


・ターゲット層が広い

18歳以上の男性の殆どがターゲットになるので、幅広い年齢層をターゲットにすることが可能です。

(……余談ですが、女性ユーザーも結構いますよ)


・副業でも十分に稼げる

動画系では不向きですが、商品紹介系のアダルトレビューサイトなら、少ない労働時間で多額の報酬を得ることが可能です。

そのため、「他の労働をしながら」お金稼ぎが行えます。


・広告がクリックされやすい

一版と比べると、誘導力が高いです。

とりあえず広告を置いてみただけでも、リンク先を見てもらえる可能性があります。


・アフィリエイト報酬が高い

一般アフィリエイトより、報酬が高いです。

報酬率が10~40%ぐらいあったり、1人紹介するだけで1000円以上貰えたり。

集客力が高い上に、収益も多いので、お金を稼ぎやすいですね。


・継続率と報継続酬も高い

紹介系のアフィリエイトの場合(出会い系とか)は、報継続酬も中々に優れているのですが……エロ系は、退会率が「結構低め」だったりします。

これにより、トラブルが起きない限り、毎月安定した収入を得られたりします。アフィリエイターには嬉しい仕組みですね。


・労力が反映されやすい

アダルトなワードは、一般のワードよりも需要が高いことが多く、検索エンジンにクロールされやすいです。

比較的早い段階で、自分の労力が反映されることでしょう。


・競合相手が少なめ

アフィリエイターの中には、アダルトサイトの運営を毛嫌う人も多いので、一版と比べると、競合相手が少ないです。

大手企業があまり参戦してこないのも強みかな。「ブルーオーシャン」や「ブルーアイランド」を発見しやすいです。


・人によっては、やってて楽しい

自分の好きなジャンルのまとめ(レビュー)や、自分の好きな創作物の作成は、やってて楽しいですよ。

商品紹介の時も、嗜好が一致した商品をマイリストにポチポチしたりしています。

エロいことが趣味な人には、良いお仕事ですね。


・アフィリエイトの勉強ができる

アダルトアフィリエイトは最初から成功しやすく、自分の対応の仕方次第で、集客量も大幅に変動します。

(一般のジャンルと比べると、反映速度も大分早いです)


……そのため、「何をどうすれば利益が出せるか」ということを理解しやすく、アフィリエイトの勉強には、かなり適しています

能力を十分に獲得してから、一般サイトで勝負! というのも良いのではないかと。


・広告を多めに入れても、ページの離脱がされにくい

ユーザーインターフェースを落とさない程度であれば、広告を結構多く入れることができます。

(やり過ぎは、流石に問題ありですが……)


・モチベーションを維持しやすい

「集客性が高い」「収入を得やすい」「労力が反映されやすい」ことから、やる気を保ちやすいです。

頑張った分だけ結果に出てくるというのは、嬉しいことだと思います。


◆ アダルトアフィリエイトのデメリット(欠点、短所)

・あまり人に話せない

いくら高収入になっても、あまり自慢できることではないです。

どこで稼いでいるのか、身近な人には言えないはず……。

(それと、同居人がいる場合は、エロサイトの更新に気を使うかもしれません)


・法律に注意しなければいけない

「猥褻(わいせつ)」「児童ポルノ」「著作権法」は、真っ先に理解しておく必要があります。

少しでも誤ったことすると、逮捕されることもあるので、エッチなコンテンツの扱いには、十分気をつけましょう。


後、都市条例にも注意です。特定の県や市においては、一部が認められていないこともあります。

(法や条例に関することは、運営者やサーバーの所在地によって変わります)


・トラブルに巻き込まれた時は、自分1人で解決しなければならない

エロいことが絡んでいるせいか、他者に相談しにくいです

専門書や検索エンジンを使って、自力で解決できる能力を身に着けましょう!


・孤立しやすい

PCで長時間作業する性質上、人との関係が疎遠になりやすいです。

……いくら記事を更新しても、コメントが全然つかないというのも痛手かな。……サイトが話題に持ち上げられることも皆無に等しいです(大手は除く)。


なので、「寂しい思いをしているアダルトアフィリエイター」も結構います。

対策としては、管理人同士のメールのやり取りや、匿名掲示板の利用、成人向けコミュニティの参加、とかですかね。

たとえ成人向けであっても、ネット上で人と接する環境を作っておいたほうが良いですよ。


・目が疲れる

エロいコンテンツを見ると、目がかなり疲れます

——

・目薬とかで目の保養をキチンと行う

・ブルーライトを遮断する道具の利用

・目疲れしにくい液晶ディスプレイを用いる

——

などで、対策すべきでしょう。

(運動不足や、ネコ背も注意です)


・あまり、生活の基盤にはならない

アダルトアフィリエイトに慣れてくると、そこそこの収入が得られるようになりますが……ASPの撤退や、検索エンジンのアルゴリズムの変更、法改正、サーバーやドメイン会社のアダルト終了、クラッキングなどのリスクから抜け出せません。

得られた報酬は、生活費や趣味に使うのではなく、アダルト創作物の制作依頼を出したり、一般事業に投資したりする(リスク分散する)ことを推奨します。


・グレー系のサイト運営者は、少しの変化だけでもサイト閉鎖の可能性がある

グレー系(エロ動画系など)は、予想以上にリスクが高いです。

何らかの要因である日突然閉鎖に追い込まれた、というのも結構あります。私もそういうサイトを何回か見てきました

そのため、「アダルトサイトの儲かるジャンルについて」に書かれている「ホワイト系のサイト」を育てておいたほうが良いですよ。


・怪しい広告の依頼が結構来る

詐欺系の広告や、1クリック、4クリック等の違法広告を掲示する会社からの連絡も、たまに来ます。

こういう広告を載せると、サイトのイメージブランドがガタ落ちするので、気をつけましょう(詐欺広告があると、Googleにも嫌われます)。

メールからの広告依頼を受ける場合は、十分に注意する必要があります


・Googleのアルゴリズムの改善で、集客数が減るかもしれない

Googleの成人向けサイトの対応次第で、アクセス数が激減する可能性もある……ということも、考慮しておいたほうが良いです。


・成人向けコンテンツが好きでないと続けられない

エロに抵抗感があるなら止めておきましょう。長続きしません。苦痛になります。


・エロいコンテンツに作業妨害されやすい

自分にサイトを確認する時に、エロい広告や動画があると、そちらにふらふら~っと釣られてしまうことがあります。

後は、性欲を過剰に煽られてしまったり、オナニーするとやる気が無くなるなどの欠点も存在するかな……。


・一般と比べて、アフィリエイト(アダルトASP)の選択肢が少ない

アダルト系のASPは、選択が限られています。……特定の会社が市場から撤退すると、大分困ってしまうケースも多いです

また、会社の競合相手が少ないと(独占できる状態だと)、アフィリエイターの報酬が減る、という問題点もあります。


・SNSによる集客が殆ど使えない

エロいコンテンツは、特殊なものでない限り、情報拡散が発生しません。……みんな、秘密にしたがりますので。


・アダルトに利用できるサーバーが少ない

サーバーの選択権が全然ないです……。使用しているサーバーの運営会社がアダルト事業から撤退すると、かなりのダメージを受けます。


・サーバー代が一般より高い

アダルト可能なレンタルサーバーを利用する場合は、月額の料金が一般サーバーの5倍~10倍ぐらいになる傾向があります。

初期のリスクは少し高いので、最初は、アダルト可能な無料ブログで始めて、収益が上がるようになったらサーバー移転するのが良いかと。


・集客しすぎてサーバーが耐えられなくなることもある

出会い系などの場合なら、ターゲットが狭いので、さほど困りませんが……、

エロ動画紹介サイト(エログ)や、エロの情報リンクサイトとかをやっていたりすると、来客者が一気に増えて、サイトが落ちてしまうことも多々あります


以上です。

アダルトサイトの運営では、リスク分散がとても重要になります

稼いだお金は、多少他のものに投資して、別の収入手段を作っておきたいですね。






◆ 関連する記事
◆ FC2カウンター(uu)