エッチライフ

こちらも向こうもいい雰囲気……なのに、セックスがうまくいかない！

そんなことになってしまったら、ムードも何もあったものではありません。

セックス前の準備についてまとめましたので、ぜひご確認ください。


◆ セックスは勢いだけでは行えない

「勢いでヤっちゃった」なんて話を聞くことがありますが……そういう人は、一部の「セックス慣れした人」か、女性がとても積極的だったかのどっちかだろうと、私は感じます。

お互いの肉体を使ってするコミュニケーションですから、様々な準備が必要なのは当然。

相手のことを気遣った素敵なセックスのために、準備をしておいたほうがいいと思います。


◆ 部屋の片づけ、準備

もし、セックスをする場所が自分の家、もしくは自分の部屋なのであれば、最大限片付けや掃除を行うようにしましょう。

生活感が丸出しなのは、あまり好まれない傾向にあります。


◇ ベッドや布団を清潔にする

裸になって寝転がる場所ですから、ここが汚いのは相当印象が悪いです。

オナニー時に間違って精液が飛び散った跡が残っていたりしたら、かなりの減点になると思います。

汗で黄ばんでいたり、埃っぽかったり、ムダ毛が大量に落ちていたり……普段雑然と暮らしている中で「自分は」気にしなくなっていることも、相手から見るとかなり不快かもしれません。

ホテル並みに、というのは難しいかもしれませんが、最大限努力する必要があります。

（自宅でのセックスはあきらめて、ラブホテルなどを利用するというのも１つの手段です）


◇ ベッド周りを綺麗にする

ゴミ箱からティッシュがこぼれ落ちていたり、脱いだ服がそのまま放置されていたり、ホコリがその辺に散らかっていたり……。

こういう場合、行為よりも部屋の様子のほうが気になって、女性はなかなかプレイに集中することができないようです。

ベッド周りは整頓しておいたほうがいいですし、部屋全体を綺麗にしておくことが理想的です。


◇ 相手の趣味でないものは、あまりたくさん並べない

共通の趣味でもないポスターが貼ってあったりすると、向こうがやる気をなくしてしまう可能性があります。

逆の立場になって考えたときに、相手の部屋にイケメン俳優のポスターがデカデカと飾ってあったら萎えますよね？

それと同じです。

ポスター以外にも、アニメのフィギュアや抱き枕、アブノーマルな趣味のエロ本なども、目につかない場所に隠しておくのが無難だと思います。

自宅でセックスをするのであれば、たとえ相手の公認を得られていたとしても、そういったアイテムはできるだけ片付けておいたほうがいいでしょう。


◇ ティッシュなどの用意

セックスをしたあとは、ほぼ確実にティッシュペーパーを使います。

すぐに取り出せる場所に用意しておきましょう。


◇ 異臭がしないかチェック

自分一人で暮らしていたりするとあまり気付きにくいものですが、独自の生活臭が発生していることも……。

洗濯物の生乾き臭や、汗の臭いなどが部屋中に広がっていることもありますので、要注意です。

仲のいい友人がいる場合は、一度家に招いて確認してもらうのもいいかも知れません。

もし極端におかしな臭いがするのであれば、徹底して換気することと、消臭剤を置くことをオススメします。

（臭いの発生源が生乾きの衣服である場合は、きちんと乾燥させて、臭いを根源から断ち切る必要があります）


◇ 水回りの掃除はしっかりと

お風呂場やトイレなどは汚れやすく、また気になりやすい場所でもあります。

黒カビが生えていたり、排せつ物が便器にこびりついていたりしたら、セックスしたい気持ちが半減どころか消滅してしまいます。

一人暮らしでない場合は、自分で掃除をするくらいの気概で取り組みましょう。


◇ 部屋の窓は閉める

セックスの時には、思わぬ声が出やすくなりますので、できる限り窓は閉めておくほうがいいと思います。


◇ カーテンも閉めたほうがいい

ベッドと窓が近い場合は、外からセックスの様子が見えてしまう可能性もあるので、カーテンはしっかり閉め切ったほうがいいでしょう。

そうでない場合も、夜間に車のヘッドライトなどで部屋が明るくなったりするような立地であれば、閉めておくに越したことはないと思います。

（これから部屋のアイテムを一新するつもりであれば、防音遮光性のカーテンにすると、声や光が漏れにくくなり安心です。普通のカーテンより少し高価ですが、その分のメリットは得られるように感じます）


◇ 部屋の湿度と温度を適切に

あまりに暑すぎたり寒すぎたり、また極度な乾燥状態だったりすると、行為に集中できません。

エアコンや加湿器などを使って、過ごしやすいように調整してください。


◇ 飲用水などを用意しておく

セックスのあとは、お互いに汗をかいたりして、水分補給したくなることがあります。

あらかじめ水など、何か喉を潤すものを用意しておきましょう。


◇ 余裕があれば、部屋全体のコーディネートを

上記のことをやっても、まだ部屋の環境を向上させることはできます。それは、相手の趣味に合わせて、コーディネートすることですね。

性的な興奮を喚起しやすいように、部屋を飾る小物などを赤や黄色などの暖色系にしつつ、統一感を整えるのが良いかと。

（青や緑などの寒色系は、逆に性欲を減退させやすいという研究報告もあります）

難易度は高いかもしれませんが、挑戦する価値はあるかもしれません。

（但し、やりすぎると逆に惹かれてしまうので、自然っぽさは忘れないようにして下さい）


ラブホテルなどを利用する場合は、これらの多少面倒なことを、すべてホテル側がやってくれるのがありがたいです。

しかし、衛生的かつ相手に好まれやすい部屋作りは、いずれ取り組む必要があると思いますので、できることから着手していきましょう！


◆ 道具を用意する

◇ コンドームを買う

妊娠の可能性や性病の危険性を考慮して、用意したほうがいいと思います。

（コンビニや薬局、ネット通販とかで手に入ります）


◇ ローションを用意しておく

女性の濡れ具合がイマイチだった場合、愛液の補填としてローションを使うことがあります。

無くてもさほど問題ないですが、あれば困ったときの助けにもなりますので、用意しておくことをオススメします。


◇ アダルトグッズを持っておく

もし仲が良いのであれば、相手の要望に合わせて「ローターやバイブ、ディルド」などの性具や「目隠し、手枷、固定テープ」などのＳＭグッズを用意してもいいかもしれません。

ただし、「仲が良いなら」です。いきなり持って現れると、高確率で引かれると思いますので、ご注意ください。

それと、相手が使用を嫌がったら使わないこと。

「せっかく用意したんだから」と無理強いしても、相手の性感を落とすだけです（使用を断られている時点で、すでにかなり好感度は落ちていると思います）。


◇ バスタオルは、あればベター

愛液などでベッドが汚れてしまう場合がありますので、バスタオルなどを下に敷いておくといいかもしれません。

仮にラブホテルなどであったとしても、ベッドが濡れていると気になって寝づらかったりもします。


◇ 潮を吹くなら防水シートも

女性によっては「気持ちよくなると潮吹きしてしまう」という人もいるようです。

そのような人の場合は、潮が飛びそうな範囲を防水可能なシートで保護すると、後片付けが楽に出来ます。


◇ 互いの趣味がわかるなら、エロ本、エロ動画もいいかも

お互いの性的趣向がわかっているのであれば、一緒に見られるエロ本、エロ動画などがあると、興奮度が増しますよ。

（ただし、自分が大好きなジャンルでも、相手の趣味じゃないものはやめておきましょう）


◆ 体の状態を整える

◇ 体調は悪くないか

性病になっている、などというのは論外です。セックスのことは考えずに、病院に行きましょう。

風邪を引いているというような場合も、避けたほうがいいと思います。性行為は体力を大幅に消耗しますので、後日病状が悪化しかねません。

また、お酒を飲んだ後にセックス、などということもあると思いますが、心臓への負担も大きくなるためあまりオススメできません。

特に泥酔して記憶がないような状態では、相手の気持ちいい場所を探すということも難しいでしょうから、避けたほうがいいと思います。


後、女性に多いのですが、便秘が続いている場合だと、膣に挿入した際に大腸も刺激されて便意を催し、集中できなくなってしまうことがあるようです。

些細なことではあるものの……集中できなくなることは、セックスの妨げになりますから、できるだけ体調はベストに整えておきましょう。


◇ 過度な満腹や空腹にしない

ディナーのあとに、そのままセックスへ、という流れは多いと思います。

この時に満腹だと、性欲自体が減退します。

激しい動きで具合が悪くなる、などということも考えられますので、食べすぎには注意してください。

また、空腹すぎる場合でも、セックスよりご飯を食べるほうに意識が強く向きますので、気を付けましょう。

美味しいものを腹八分目で、という大人な食事を心がければ、問題ありません。


◇ セックス前のタイミングでは、オナニーをしない

人によって、また年齢によって精液の溜まる速度というのは違うと思います。

フルチャージとまではいかずとも、ある程度溜まっていないと勃起することも難しくなりますし、溜まっているほうが射精時の快感も大きくなります。

セックスが予定されているときは、性行為に備えてましょう。


◇ 爪は短く

相手の体を愛撫する際に、爪が伸びていると傷つけてしまう可能性があります。

爪はしっかりと短く整えておきましょう。

ただし、切り立ての爪は角があり痛いため、セックスの直前に切る場合は爪やすりをかけることを忘れないでください。

これだけで、優しい爪に仕上げることができますよ。


◇ ひげを剃る

無精ひげが生えていると、ちくちくと刺さって相手が行為に集中できません。

出来ればセックスの直前に、もう一度剃りましょう。

完璧にツルツルにする必要はありませんが、自分の手の甲で撫でて痛みを感じない程度にしておくと、パートナーからの不満が低減されると思います。


◇ 歯を磨く

どれほど見た目が完璧でも、口臭がひどければガッカリです。

キスをしたりすることも考えて、歯磨きは必ず行いましょう。

また、適度に歯茎をマッサージすることで、副交感神経が優位になり、リラックスする効果も得られます。


◇ 入浴は絶対、ドライヤーも忘れずに

セックスの前に、必ず全身を洗いましょう。

不潔な状態でのセックスは相手の性感を落としやすいですし、あまりにひどいと病気などになってしまう危険性もあるからです。

後、髪の毛が濡れていると、枕もじっとりと湿りますし、セックスに集中しにくい原因にもなってしまいますから、ドライヤーなどを使ってしっかりと乾かすことをオススメします。


◇ 排泄を済ませておく

排泄は、入浴前に済ませておきましょう。

「出そうにない」と思っても、行っておいたほうがいいと思います。


◆ その他

◇ セックスに十分な時間をとっておく

セックスの後に予定が入っていて、時間を気にしながらセックスをしなくてはいけない、となると、あまり楽しめません。

出来れば、それ以降の予定は無い状態にしておいたほうがいいと思います。


◇ 身だしなみ

・服装

シワのないもの、汚れのないものを着るのが理想的です。

（ダメージジーンズなど、それそのものがファッションになっている場合は別ですが）

それと、相手のファッションの趣味を聞き出しておいて、それに反するような服装を避けるのも良いかと。

例えば、「スーツ姿の男性はかっこいい！」と言う女性に対して、だるんと着られるＢ系のファッションはあまりウケがよくないことが想像されますので、そう言ったときは、できるだけスマートに見えるような服を心がけてください。

ファッションに自信がない場合は、デートの際に彼女に服を選んでもらうのも、いいかもしれません。


・小物

腕時計がボロボロだったり、財布の縫い糸がほつれていたりするのは、減点要素になります。

財布がマジックテープであってもいいとは思いますが、ファッションなどとの相性を考える必要はあると思います。

一例ですが、スーツに近い格好で財布がマジックテープ式だと……ちょっとアンバランスですよね。

ファッションと一緒に、小物もそれに見合ったものを用意しましょう。


・ 下着にも気を使う

「おしゃれは足元から」と言いますが、セックスの際には下着も重要なポイントになります。

……長年使っていて汚れが染みついているようなパンツは、絶対に避けてください。

上のほうでも触れた「清潔感」という点で、大きな問題になってしまいますからね。

（それと、女性が嫌うような下着の色や種類も、避けるようにしておけましょう）


◇ 心の準備

・性知識は多少覚えておいたほうが良いかも

もしセックスの経験が１度もないのであれば、最低限「どこが膣口なのか」くらいは分かるようにしておいたほうがいいかも知れません。

相手がかなりの童貞好きでもない限り、ムードが壊れてしまうからです。

いざ挿入しようとしたら「そこ、お尻なんだけど……」では、悲しいですからね。


セックスを何度か経験しているのであれば、より気持ちいい前戯、うれしい後戯などの情報を集め、セックスの質を高めていくことも大切です。

ある程度経験が豊富でも、マンネリ化を防ぐ意味で、新しい情報を次々と蓄えていくと、相手に喜ばれますよ。


・当日は、「セックスするかも」という雰囲気を出しておく

こちらが「セックスしよう」と言わずとも、相手もそれなりに空気を察してくれるものです。

デートの時にさりげなく手を握ったり、ご飯を食べているときに相手の瞳を見つめたり……。

相手をドキッとさせるような行動を時折することで、向こうの心の準備も整います。


・早漏と遅漏は、予め対策しておく

射精までにかかる時間が分かっているのであれば、多少対策しておくことができます。

ものすごくいいムードになっても、早漏すぎると「えっ、これで終わり？」となりかねませんし、遅漏だと「早くイってくれないかな」と思われてしまいます。

「早漏を治す方法まとめ」や、「なかなか射精できない場合の改善方法まとめ」などを参考に、矯正するのもいいと考えます。


・相手への思いやりを忘れない

何より大切なのは、思いやりを忘れないことです。

部屋の掃除にしても、服装にしても、相手に「喜んでもらいたい」と思うからこその行動なのです。

その思いやりを、セックスの時にも忘れないでください。


◆ 気を遣ってこそ

セックスは、自分の性欲を満たす行為としてだけではなく、相手とのコミュニケーションをする行為でもあります。

難しいかもしれませんが「もし自分が相手の立場だったら、こうされたら嬉しいんじゃないか」と想像することで、環境作りなどの準備も苦痛に感じなくなるのではないでしょうか。

事前準備が整っているほどセックス自体も盛り上がりますので、まめに取り組んでいきましょう！

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・セックスのテクニックまとめ

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