女性が喜ぶ「Gスポット」の責め方について

今回は、女性器にある3つの性感帯の1つ「Gスポット」の、気持ちいい刺激方法についてご紹介します。


◆ Gスポットの場所と特徴

Gスポットは膣内のお腹側にあります。

中指を上に向けて挿入した後、指先をくいっと曲げたところの近くにある、ざらざらとしたような感触の場所ですね。

人によって指や膣のサイズが異なるため、そこにあるとは言い切れませんが、多くの場合、Gスポットは恥骨の裏側付近にあります。


Gスポットは、その奥にスキーン腺という女性特有の器官があります。

Gスポットへの刺激は、このスキーン腺を刺激している、ということになるのです。

スキーン腺の役割は、男性の前立腺と似ており、そのまま「女性の前立腺」と呼ばれることもあります。

男性における前立腺オナニーというものがあるように、女性のスキーン腺を刺激することは、かなりの快楽につながるわけですね。


一方で、スキーン腺は尿道の末端に位置しているため、そこを刺激されると、「おしっこが漏れてしまいそう」という感覚に陥るようです。

慣れていないうちは(未開発の段階では)Gスポットで絶頂を迎えることは難しく、無理に刺激すると痛みを与えてしまうだけとなります。

反面、開発が済むと、潮吹きなどを起こしてしまうような性感帯に変化します。


◆ 未開発でも喜ばれるGスポットの責め方(前戯編)

◇ 準備と注意事項について

・まずは濡らすことが必須

Gスポットは膣内の性感帯ですので、指や道具を入れて刺激することになります。

その際、挿入に際して膣が充分に濡れていないと、女性にかなりの痛みや不快感を与えてしまうことになりますので、注意が必要です。

興奮レベルが低いと、どれほどGスポットを上手に刺激しても得られる快感は弱くなってしまいますから、クリトリスを含め全身を愛撫して、女性の体のスイッチを入れてあげる必要があると思います。


・事前の爪切りも必要

膣内に指を挿入する場合は、爪を切っていないと膣内を傷つけてしまいます。

そうではなくても、愛撫の時に痛い思いをさせてしまう可能性が高いので、爪は十分に短く切りそろえておきましょう。


・未開発時は特に注意、強い刺激はNG

性感帯に、いきなり強い刺激を与えても痛いだけです。

指ならば、軽く押すくらいの弱い刺激を心がけてください。

道具でも、強力なモーターが搭載されているものではなく、「初心者向け」だったり「低刺激」と書かれているものを使用するようにしましょう。


◇ 指で刺激する方法

Gスポットを指で刺激する場合は、まずしっかりと濡らした上で指を膣に挿入して、指の腹でGスポットの位置を確認します。

膣内に入っている指先が「くいっ」と曲がった状態になったら、刺激開始です。


・押して離して、を繰り返す

指の腹を使って、Gスポットの部分を優しく押したり、離したりします。

数秒間、優しく押し込んで、それから力を抜いてGスポットへの刺激をやめて、また数秒優しく押し込んで、という具合でしょうか。

あまり短い時間でしてしまうと、未開発の時は「痛み」と認識してしまうことがありますので、序盤はゆっくり行うように心がけたいです。


・少し慣れてきたら、くすぐるように掻く

圧迫と開放で感じているようであれば、爪を立てず、優しく押したままGスポットを掻くように指を動かしてみます。

膣の奥側のほうから手前へ、ゆっくりと優しく掻き出すような動きですね。


この動作の場合は、「指先の曲げ伸ばし」と「指自体の抜き差し」で刺激する方法があるのですが……個人的には前者をオススメします。

もしGスポットでの快感がイマイチだった場合、膣の濡れが弱くなっている可能性があり、そのまま抜き差ししてしまうと痛みを与えてしまうことになるからです。

指先だけであればそこまで膣内が乾くことはないと思いますので、より安心してGスポットを刺激できます。

(この時点で濡れが収まってしまっているようであれば、Gスポットで快感を得られていない状態だと思いますので、あまり無理に刺激しないようにしたほうがいいかもしれません……)

(十分に濡れているのであれば、手全体を前後に移動させて、指の腹でGスポットを擦ってみるのも良いかと)


◇ 道具で刺激する方法

・Gスポット刺激用のオモチャで刺激する

Gスポットを刺激することに特化したオモチャは、インターネット通販などで手に入ります。

未開発の場合は、上述の通り刺激が弱そうなものを使うように心がけてください。指でする場合と同様で、いきなり強い刺激を与えられても痛みを感じる場合がほとんどだと思います)

使い方は商品によりますが、基本的には挿入してスイッチを入れだけですね。


・ローターで刺激する

いろんなところに使えて便利なピンクローターですが、Gスポットにも使用可能です。

ただし、これも振動が強力すぎるものは避けたほうがいいでしょう。

……使い方は、ピンクローターを指と一緒に入れてから、指先でローターをGスポットに軽く押しあてた状態でスイッチを入れる、というものです。

未開発の場合には、刺激が強すぎてそこまで強い快感にならない可能性もありますが、開発途中であれば充分に気持ちよくなってくれると思います。


道具は様々なものがありますが、指よりも調整の幅が限定的、イった時の膣内の動きなどがわかりにくい、等のデメリットがあります。

その代わり、指ではなかなか難しい強めの刺激や、広い範囲に対する刺激などが可能であり、Gスポットの性開発が進んだ後であれば、より良い快感を与えられるメリットも存在します。

女性のGスポット開発度合いや、その日の気分などで、どのように刺激するかを考えてみるのがいいですね。


◇ 他の性感帯と同時に刺激する

Gスポットが未開発の場合、クリトリスと同時に刺激することで、女性の脳が「Gスポットも気持ちがいい場所だ」と認識してくれるようになり、性開発が進みやすくなります。

(他の性感帯で快感を得ることで興奮度が増し、膣内の性感が上昇しやすくなります)

また、キスなどの簡単な愛撫でも性感が向上したりするので、Gスポットを刺激する時は、同時責めを試してみるのも効果的です。


◆ 未開発でも喜ばれるGスポットの責め方(挿入編)

前戯時だけではなく、挿入時においてもGスポットを刺激することは可能です。


◇ Gスポット責めに向いている体位

・正常位

Gスポット開発をほとんどしていない、または、セックス自体の経験が少ない女性には、正常位をオススメします。

ただし、普通の正常位ではなかなかGスポットを刺激できませんので、女性の腰の位置を男性の腰の位置よりも上に持っていく必要があります

具体的に述べると、「男性が女性の腰を抱きかかえて持ち上げ支える」「女性の腰の下にクッションを敷く」「少し高めの台の上で仰向けになり、男性は立つ、もしくは立ち膝の状態で挿入する」などをするといいでしょう。

(正常位は相手の表情が見えるので、お互いの興奮を共有しあいやすいというメリットがあります)


・寝バック

少し性行為に慣れている間柄の場合、寝バックをオススメします。

寝バックは、女性がうつ伏せになり、その上に男性が覆いかぶさって挿入する形でして……この姿勢になると、男性のペニスはまっすぐ下方向に向かって挿入され、ピストン運動をするとGスポットをゴリゴリと責めることができるのです。

後、女性は、顔を見られることがないので、かなり乱れた表情をしても恥ずかしさが軽減できるというメリットがあります。

ただし、食後にこれを行うと、女性は上からの圧力で「吐きそう」という感覚になってしまうこともあるため、そういった場合は諦めて他の体位に変更しましょう。


・背面座位

背面座位なども、Gスポット刺激に適していると思います。

(相性によっては奥まで挿入されてしまうので、必ずしもGスポットが刺激できるとは限りませんが……)

これはクリトリスや乳首などを同時に愛撫しやすい利点もありますよ。


いずれの場合も、力いっぱいGスポットを叩くというイメージではなく、亀頭でGスポットをマッサージするような動きがいいでしょう。

特に未開発の状態では、高速ピストンすると痛みに感じられてしまうことも……。

そうなると、今後の開発も「痛いし怖いから嫌だ」という風に思われかねませんから、注意すべきです。


◇ Gスポット責めには向いていない体位

騎乗位や立ちバック、対面座位などでは、ペニスが膣の奥まで挿入されるので、Gスポットへの刺激は難しくなってしまいます。

また正常位も、Gスポットにあたるようにうまく工夫されていなければ、そこを刺激するのは難しいでしょう。

(代わりに、これらはポルチオ性感帯を刺激していますから、そちらへの快感は大きいと言えます)


◆ 開発済の場合は?

「未開発の方でも気持ちよくなれる」という観点で書いてきましたが、これらの内容は開発済みの人にも当てはまります。

開発済みとそうでない場合の大きな違いは、「Gスポットで感じやすいか、絶頂できるか」であって、刺激の方法は一緒なのです。

ですから、開発済みの方に対しても、基本的には同じような刺激方法でいいと考えます。


もし刺激が弱いと感じているように思えたら、少しその力を強くしてみましょう。

(少しです。開発済みでも、やり過ぎは痛いだけですからね)


◆ NGなGスポットの責め方

逆に、こんなGスポットの責め方は嫌がられてしまう可能性が高いです。


◇ 濡れていないのに挿入

濡れていない膣に何かを挿入すると、かなり痛みを伴いますので、止めましょう。


◇ 爪が伸びている、爪を切りたて

爪が伸びている場合、確実に膣を傷つけてしまいます。

一方で、爪が切りたての場合も、断面が鋭くなっていますので、擦り傷のようなものを作ってしまう可能性が高いです。

膣内の傷は炎症の原因にもなりますし、何より痛いです。相手のことを思いやり、必ず爪は短くしておきましょう。

(もし行為の直前に切る必要があるなら、爪やすりをかけるというのも有効です)


◇ 力任せにやりすぎ

AVにあるような激しい手マンを真似して、力いっぱいGスポットを押しまくる男性がいますが、一般女性に行うとかなりの確率で嫌がられると思います。

女性の膣はデリケートな場所ですから、そんなことをしたら痛いに決まっています。

AVでは「派手に見せる」ために大きな動きをしていますが、あくまでもそれは見せるための「演出」の一環です。

かなり激しくされるのが好き、と女性から言われたのなら別ですが、そうでもない限り、強く動かすのはやめましょう。


・ちょっとした余談

実際に、私がまだ素人童貞だったころ、エッチな店のお姉さんに激しい手マンを行って、お説教を受けたことがあります。

「そんなにしたら痛いよ。彼女に嫌われるよ」と、強めに注意されました。

(同時に、優しく刺激する方法も教えていただきました。この記事の一部にも、その内容が反映されています)

百戦錬磨の風俗嬢がそういうわけですから、力任せにガシガシとGスポット責めをするのは、やめたほうがいいですね……。


◇ 潮吹きに期待しすぎ

Gスポットを刺激して絶頂したら、確かに潮を吹くことがあります。

しかし、すべての女性がそうなるとは限りませんし、未開発の状態なら、なおさら出てきません。

潮吹きは「しないこともある」と考えて、女性が明らかに痛がっていたり、疲れているそぶりを見せていたりしたら、中止するようにしましょう。


◇ 「気持ちいい?」と確認を繰り返す

すべての愛撫において言えることですが、「気持ちいい?」と「何度も」聞かれるのは、女性にとって「興覚め」です(1~2回ぐらいなら問題ありません)。

ペニスを愛撫してもらっているときに、同じ方法を繰り返しているだけなのに「どう? 気持ちいい?」と何度も聞かれたら、「さっきも気持ちいいって言ったじゃん。いいから続けて」と感じてしまうのではないでしょうか……それと同じです。

Gスポットの位置や、そこを刺激される快感は、男性にとっては分かりにくいものかも知れませんが、不安に思ってもそういうことはあまり繰り返し聞かないほうがいいと考えます。

……もし苦しそうにしていると感じたら「大丈夫?」「痛くない?」というような質問をするようにしましょう。

こちらのほうが、女性は正直な感想を答えやすいようです。


◆ 激しくしすぎないことが1番

Gスポットの愛撫でやりがちなミスは、「強くしすぎること」だと思います。

もちろんそれで感じてくれているのであれば問題はないのですが、多くの場合、もっと優しくしたほうが気持ちいいと感じてくれるでしょう。

相手の表情を伺いながら、(未開発の場合は)自分の手で開発してあげる、くらいの気持ちで、優しくマッサージするイメージを持ってください。

そうすれば、相手は気持ちいい状態になれますよ。






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