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催眠服従装置「イヌミミヒプノ」


哲也の言いつけ通り、仰向けのまま、じっと動かない香奈。

「こっ、この状態で『待て』だ、なんてっ……!」

仰向けになり、腕を広げ、両脚を開いて……その中心へと彼を導こうとしていたはず。

それなのに、哲也が彼女に下した指示は、『待て』――。


恥辱に震えているのか、それとも、もどかしさに快感を覚えているのか。

彼女の瞳は、うっすらと潤んでおり、その切なくも熱く火照った割れ目は、哲也の……いや、『ご主人様』の肉棒を迎え入れたいと訴える。

だが、哲也はそれを分かりながら、厳しい口調で香奈をいさめる。

「まだだ」

「ぅぅ……はぁぃ……」

残念そうに呟くが、イヌ香奈にとって、それは普通のこと。

ご主人様に従うことは、イヌとして当たり前のことで……。


しかし、どれほど躾のできた犬でも、エサを前にしてよだれを垂らすことは我慢できない。

同じように、発情しきった香奈の陰部は、挿入を希望しており、トロトロと愛液を漏らしているのだ。

身に着けたままのネグリジェは、両脚の間の色が、じっとりと変わってしまっている。

「わ、わぅぅ……」

彼女に装着させた犬耳型催眠装置「イヌミミヒプノ」は、少しの命令も聞き逃さないようにとピンと立っている。

また、首元を金に彩る「ウシベル」は、彼女を「ペット」という外見にすることに一役買っている。


「『待て』が出来る、いいワンちゃんだ」

哲也はそう言いながら、彼女の頭を撫でる。

「くぅぅん……ありがとうございますぅ……」

とろける声で、荒い息で、彼女は小さく漏らした。


「いいワンちゃんには、ご褒美を」

その言葉に、彼女は目を輝かせる。

「――と言いたいところだが、ダメだ」

「えっ……」

「不満か?」

「そんなっ、ご主人様に逆らうなんて、そんな……」

首を横に振る香奈だが、その表情には不服の色が表れている。


(いや、あまり望ましくない……か?)

イヌミミヒプノの催淫効果は、試作機だったネコミミヒプノとそこまで大きな差がない。

故に、そのときの香奈の様子を思い出せば、この状態で待たされるのは、少々酷かもしれない。

いつペニスを挿入してもらえるのか分からない、今の状況は……。


――それにしても、香奈がこんなにセックスを好きだなんて思いもしなかった。

嫌がる、というほどではないが、それでも積極的に求めては来ない。

こちらから誘っても、ほとんどキスして抱き合う程度だったあの香奈が、今やこれである。

「――っ、う、ぁぅぅ……はっ、ぁ、んん……」

『待て』の範囲を超えないように少しだけ腰をくねらせて、湿ったネグリジェと陰部の摩擦で快感を得ようとしているのだ。


「『待て』だって」

「待って、るぅぅ……」

「腰動かしてただろ」

「違ぅぅ、これはっ、あぁぅぅ……んっ、はっ」

抑圧する気持ちが、本能に勝てなくなってきているらしい。

そろそろ限界だろう。


「香奈、我慢できなかった罰だ」

シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、パンツも脱ぎ捨てる哲也。

いきり立った陰部を香奈の目の前に突き出すと、明らかに彼女の喉がゴクリと鳴った。

「口だけで奉仕しろ」

香奈の顔が、卑猥に歪んだ。


「かしこまりましたぁ」

香奈はバッと起き上がってひざまずくと、「失礼します」と一言断って、ペニスの先端に軽く舌を這わせた。

半分ほど皮のかぶった哲也の陰部だが、その先端はすでにカウパーでネトネトになって露出している。

「んっ……」

下から上に向かって愛撫するように舌先が動き、哲也は背筋をピクンと伸ばす。

その様子を見てか、香奈の舌はさらに、皮と亀頭の隙間を舐りまわす。

あっという間に、哲也の先端部分は完全にむき出しとなり、立派な雄の性器へとその見た目を変化させた。


彼女の舌は、なおも亀頭を責める。

軽く先端だけを咥えてしゃぶりつかれると、舌の表面のザラザラ感がたまらなく、劣情を煽る。

(うぅむ……こ、これは……っ)

カリの裏側まで丁寧に、何度も何度も、舌で舐め続けた。

「奥まで、咥えて」

「ふぁしふぉまりまひらぁ」

かしこまりました、と言いたかったのだろう。

口にペニスを含んだままの香奈はそう答えて、一気に喉奥までペニスを挿入していった。


――あの香奈が、こんなに愛おしそうにチ〇ポに食いついているなんて――!

それも嬉しそうに口の中でじゅうじゅうと吸い付きながら、頭を前後に振ってピストンまでしている。

咥えたまま舌を出して陰嚢をべろりと舐め上げられると、思わず「んぃぃ」と情けない声が出た。


「ちょっ、そんなにやったらっ」

唾液をローション代わりにした香奈のクチマ〇コ交尾は、中出しに向けてその激しさを増している。

「だっ、待ってっ、あっ――、出るっ――!!」

抑え込んだ哲也の手もむなしく、精液が彼女の口内で放出されてしまう。

「ん~~っっ……!!」

香奈は、痙攣するペニスをそのまま静かにしゃぶり続ける。

鼻を陰毛の中に埋めて、卑猥なにおいをずっと嗅ぎながら、胃の中へ直接を注ぎ込む。

一滴も逃さないように、舌が絡みついて精液を吸い上げる。

重たく長い射精――。


どれほど続いたか分からないが、ようやく香奈がペニスから離れたときには、すっかり吸い尽くされて、それは哲也が見慣れている「通常時」のサイズまで戻っていた。

「香奈」

彼女の横に腰かけて、改めて頭を撫でる哲也。

「ありがとう、とっても気持ちよかったよ……ご褒美だ」

「はいっ!」

先ほどまでの淫婦のような表情は、瞬時に消え去り、満面の笑みを浮かべた彼女。

その表情は、無知な幼子のようでさえあった。


――しかし、その時間は、ごくわずかだった。

彼女の手が、力を失ってしまった哲也の股間に触れる。

「ねー、ご主人様ぁ」

唾液と精液でトロトロになったペニスの先に指を這わせ、表面を撫でる。

哲也は思わず背筋を伸ばして「うぐっ」と小さく声を漏らした。


「ちゃんと、罰受けましたからぁ」

ネグリジェの向こう側で、乳首がピンと存在を主張している。

――あの様子だと、そろそろ、ウシベルが力を発揮してきた頃か?


「ご主人様のコレぇ……発情ワンワンにお恵みください……」

甘い声で囁かれて、ぴくりと反応があった。


「それなら、お願いする態度、というものがあるだろ」

その意味を察したのか、香奈は「はいっ」と元気よく返事をして四つん這いになると、哲也にお尻を向けた。

そして土下座するように頭を低くし、陰部が見えるようにと両脚を軽く開く。

「エッチなことしか考えられなくなっちゃった変態発情雌犬の肉穴に、ご主人様の太くて大きなおち〇ちん挿れて、気持ちよくなって下さいっ!」

「ふぅん」

興味なさそうにそう呟いたが、イヌ香奈から発されるその隠微な性器の匂いと、彼女のあまりに直球な交尾のおねだりを受けて――。

哲也の陰部は、硬さを完全に取り戻していた。


「いいよ。その雌穴、使ってあげる」

「――! ありがとうございます、ご主人様っ!」

香奈の耳は、相変わらず凛と張っている。

尻尾があれば、きっと陰部をさらけ出すかのごとく、横にずれて……卑猥さを一層増していたに違いない。

だが、そこまでせずとも、哲也には充分に刺激的で魅力的な光景だった。


柔らかい尻肉をつかみ、両脚の割れ目を露出させる。

「挿れるぞ」

そう告げても、香奈は何も返さず、ただ腰を左右に軽く振るだけ。

もう待ちきれないのか、その入り口の肉はむっちりと膨れ上がって、くぱくぱと開閉を繰り返している。


ペニスの先をあてがうと、彼女の腰はビクンと震え上がった。

無視するように、一気に膣奥まで貫く。

「――っっ!!」

香奈は声にならない声を上げて、近くにあったシーツをぎゅっと掴みこんだ。


絡みつく淫らな肉は、とても熱く、先ほど味わった極上のフェラチオよりも、なお強い快感を哲也にもたらす。

(す、すごいな……っ)

彼が動くまでもなく、香奈の膣内がうねって、射精を促してくる。

それはまるで、雄に種付けされたい、ということを表しているように感じられた。

「チ〇ポ挿れられて嬉しい? 雌犬ちゃん」

「ゎぅぅ……」

香奈の答えは、人間の言葉ではない、とろけきった犬の鳴き声だった。


本来なら、この余りに性欲を刺激する状態によって、再び射精してしまうところかもしれない。

しかし、ありがたいことに、ついさっき香奈が1度射精させたため、哲也にはまだまだ次の射精の兆候がない。

――それは間違いなく、この発情した雌にとっても、幸せなことだろう。

「動くぞ」

彼はそれだけ告げて、腰を激しく打ち付け始めた。


「ぁふっ! んぃっ! ぅ”っ、わ”ぅっ!」

突かれるたびに小さく声を上げると、肉は締まり、一層強くペニスをしごく香奈の膣。

イヌミミヒプノは、まるで「降参」とでも言わんばかりにヘタンと垂れている。

「あ”、あぁ”あぁ”ぁ”ああ……」

彼女は感じすぎているみたいなのか、ベッドに顔を付けたまま、少しも動かそうとしない。


「こっちはどうかな」

哲也の指先が、香奈の乳房に伸びる。

ウシベルの効果が見事に成功しているのであれば――。

「ンぃ”ぃ!? あ”ぅっ、あ”っ、ゎっ、ぉぉお”ぉ”ぉん”!?」

「へえ……おっぱい、そんなに気持ちいいんだ?」

彼の声は届いていないようだが、性感と子宮は、その気持ちよさを受け止めているらしい。


乳房の表面を優しく撫でる。

「あ”ふっ、ん”っ……ぃ”、ぅあ……!」

乳腺を押すように、強く揉む。

「ぃ”ぅ”んっ! ぁ”ぅっ! ゎっ、んぁぅっ、は”ぅっ――!!」

ガクガクと腰を淫らに振り、奥まで性器をねじ込んでほしいと言うように、どんどん尻を哲也へと押し付けてくる。


自らが望んで交尾している、あまりに性的な、雌犬の姿。

(ふふっ……)

哲也の指先は、それまで触れていなかった、雌の母性の、もっとも中心へと向かう。

――元々、香奈は乳首で感じやすいタイプだった。

その上で、このウシベルによって乳首の感度が上がると、どうなってしまうのというのだろう。


これは科学的研究なのか、それとも香奈を使って自身の欲を満たしているだけなのか――。

哲也の脳裏に、わずかにそんなことがよぎった。

けれど、目の前の雌犬は、これほどに愉しそうに、本能に従った交尾を享受しているではないか。

それなら、これでいい……いや、「これがいい」。

香奈が本当は望んでいた「欲望に忠実なセックス」が、ここにはあるのだ。


乳首を優しく、きゅむっと摘んだ。

「ん”ぁひ”ぃああ”ぅぅ”ぅ”!?」

ペニスに痛みを覚えるほどに、香奈の膣肉が締まった。

「わ”ふっ、ぁ”、うぅ”、わっ、んん”ん”、ん”、あ”ぅ……は、あ”ぁ”!!」

こりゅこりゅといじると、そのたびに腰をガクつかせて踊る香奈――。

「わひーーっ! わぁ”うーーっ!」

そこにはもう、セックスの誘いをやんわり断っていた女性はいない。

いるのは、ただ発情して雄の手に堕ちた、淫らにあえぐ1匹の犬。


「あ”ぅ! わ”っ――ヒぃ”ん”っ! ぉう”っ、あ”……あ”ぅぅ”……!」

ご主人様、という単語さえ忘れ、香奈はただよがる。

「あ”、あ”、あ”……っ……」

挿入中にいじったせいなのか、乳首はぷっくりと膨れ上がり、卑猥さを増してきた。

「もうっ……イクぞっ……!」

哲也の腰も、もう限界に近かった。


よくここまで耐えたといっていい。

だが、それもここまで――。

哲也の頭の中に、『射精』に2文字が大きくなっていく。

出したい。

この淫乱な雌犬に種付けしたい。

その大きな欲望に、飲まれる……!


「出るっ……!」

ベチンッ、とひときわ大きく強く腰を叩きつける。

堰を切ったようにあふれ出す精液。

2回目とは思えない量の射精。

「ゎ”ぅ”ぅぅぅんっっ!!」

甲高く鳴いた香奈は、全身を震わせて喜びを表現し、その行為を受け入れている。


ちょぱぱぱぱ……。

生温かい感触と、不思議な音がした。

見ると、香奈がオシッコを漏らしている。嬉ションだ。


「――あ、香奈、ちょっと……!」

哲也はそう言ったが、香奈の耳には届いていない。

射精される快感に全身を染め上げられ、そのまま意識を失ったように崩れ落ちた。


「はーッ……ぁーっ……イっ、あ……」

うつろな目でどこかを見ている彼女。

陰部からはまだ、少量の嬉ションと思われる液体と、ついさっき哲也がどっぷりと射精したザーメンの混ざったものが、太ももを伝ってベッドにシミを作っている。


――イヌミミヒプノとウシベルか。

この組み合わせがよかったのか、それとも香奈に素質があったのか。

どちらが原因かはわからないが、あの理性的で常識人な香奈が嬉ションまで行うなんて。

もしかしたら、調教に使えるかもしれない。


雌犬化調教をしっかりとすれば、いずれはケモミミ型装置がなくても感じられる体になるのでは?

もちろん同意をとる必要はあるが……、イヌミミヒプノをつけている香奈に聞いても仕方がない。


哲也はいたずらに、まだ勃起の収まらない乳首をぴんと弾いた。

「あ”ひぃ”っ……!」

イったばかりとはいえ、この感度だ。

これは、絶対にイケる。


香奈を――俺のペットにする。

まずは年中発情期でご奉仕大好きな、イヌミミメイドになってもらおう。

その後、時々、わがまま小悪魔系なギャル系ネコミミ娘にしようか……。


種付け交尾が大好きな、ケモミミ彼女……。

想像しただけでも、陰部が再び熱を帯び始めた。

◆ チクニーグッズの紹介
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