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いくら長老直々の任とはいえども、四六時中イリヤ姫を監視しているわけではない。

一兵士として、当然それ以外の仕事も任されている。

「はぁ…………」

その任務というのは……里の周囲や高台で、いつ来るかも知れない敵のために周囲を見張るという、退屈極まりない仕事だった。


この里の周囲は、自然にほぼ近い状態の森や草原が広がっており、吹き荒ぶ風が草木を揺らすばかり。

それならまだ遥か上空を流れる雲を見上げていたほうが、変化に富んでいて有意義なように感じられた。

しかし、これほどに青く澄み渡った空を見上げていても、カイルの脳裏によぎるのは、あの地下での光景に他ならなかった。


(今、姫様は、あの触手たちに何をされているんだろうな)

すでにイリヤ姫は、自我らしい自我も、思考らしい思考も失ってしまっているように見えた。

淫らな性欲を満たせるのならなんだっていいのだろう。

それこそ、触手を触手と認識しているのかも怪しいくらいだ。

何せ触手と交わっている最中、カイルがどれだけ話しかけたところで、彼女は反応らしい反応を示さないのだから。

彼女はただ、言葉を雑音としか認識していないかのような表情のまま、虚ろな視線を彼のほうへと向けるばかりだった。


(頭の中を改造されながら、体を好きなように弄くり回されるのはどんな気持ち……なのか……)

他人事であるはずなのに、それを想像するだけでカイルの胸中に暗い恐怖が降り積もる。

(まあ、彼女に今もまだ『気持ち』なんてものがあるかは疑問だが)

その恐怖を振り払うように、彼はわざと別の方向へと思考を向けた。


いったい彼女の頭の中には、どのような不埒な情報が流し込まれているのだろうか。

確か、現実では行えないような過激なプレイが執拗に行われていると長老は言っていた。

それはきっと、想像を絶するような行為なのだろう。


最近の彼女の様子を思い浮かべる。


姫は、眠っている間も、より体が反応するようになっていた。

「んっ……ああっ、ひぁっ、ンン……!」

そんなふうに寝言で喘ぎ声を漏らし、体を楽しく震わせるのである。

自制が壊れてしまったように母乳を垂れ流し、潮を吹き出し、部屋を濃厚な雌の匂いに染め上げていく。

その匂いを思い出しただけで、彼の股間のモノがむくむくと起き上がってくる。


これまでの王宮での暮らしからだろうか、眠っている間のイリヤ姫には、未だ気品さえ感じられる。

そんな彼女が小さな声で喘ぎ声を漏らすのだ。

それはまるで、貞淑な乙女の自慰を覗き見ているかのような背徳感と高揚感が伴うものだった。


──だが、それだけではない。

ひとたび目が覚めれば、まるで獣のように快楽を求め、触手と性交を繰り広げるのである。

そのギャップが何よりもカイルの心を踊らせた。

これがもしどちらか1つしか見られないとしたら、遠い昔にカイルは飽きてしまっていただろう。


催眠触手の一部が退き、目が半分覚めた状態のイリヤ姫は……現実の触手によって乳首や尿道、肛門、陰核に振動を与えられ、膣内のGスポットとボルチオ性感を電気によって責められている。

それらは、1つの責めだけでも、継続的に刺激を与えられれば……発狂してしまうほどの快楽を得られてしまうはずだ。

そんな発狂前提の快楽を、彼女は複数同時に与えられながら、終わることのないオーガズムをくり返している。

しかも長老は『雌のオーガズムは、雄のものの数倍――数十倍以上に値する』と言っていた。

想像を絶する、とは、まさにこのことである。

ならば、彼女が人間性をかなぐり捨てて、獣のようになってしまうのも仕方のない話なのだろう。


(もはや、自身が姫であったことすら、忘れてしまっているかもしれない……)

そこでやっと、カイルは我に返った。

ここは、あの薄暗い地下牢ではなく、太陽の降り注ぐ地上。


呼吸が浅くなって、喉の奥に地下室のカビ臭い空気が残留しているような気さえした。

彼は頭を振り、頭の中にこびり付いた性の残り香を振り払う。

(姫様……か)

ここのところ、彼自身、あの地下に取り憑かれたようになってしまっていた。

いついかなるときも、あの淫乱な触手責めの光景が頭をよぎって仕方がないのだ。

彼は里周辺の見回りを終えて、器に水を注ぐと、自身の疲れ――そして煩悩を、喉の奥へと流し込んだのだった。


——


後日、カイルはイリヤ姫が収監されている地下牢へと続く道を歩いていた。

いつも通り、やかましいくらいに足音が反響していたが、今日はそれとは別に、聞き心地のいい音が聞こえてきていた。

「――あァッ……んぁ……――はぁあっ! ひぁ……くぅ……んぁぁあああ!」

まだ通路の半分ほどしか達していないのに、すでに彼女の嬌声が聞こえてきていたのである。

(これは……)

あの地下牢には、それなりの防音設備が備えられているにもかかわらず……、

それほどまでに彼女は、大きな声を上げずにはいられない……ということなのだろうか。

(ふむ……)

少なくとも、イリヤ姫は覚醒状態にあり、触手によって穴をという穴を快楽に堕とされているということは、はっきりとしている。


当然、歩みを進めれば姫様の嬌声は大きくなっていく。

「はぁ、ああ、あん……もっと、もっとぉ……ふぇ……あ、あぁああ、ううっああ……」

期待によって、カイルの胸が高鳴り……ごくり、と、唾液の塊を飲み干す。

すでに何度も姫様が触手と戯れている姿を見ていた。

にもかかわらず、カイルは、それを見飽きるどころか……さらに病みつきになってしまっている。


(早く姫様の姿を拝みたいものだ)

彼女の嬌声に誘われて、早足になった歩みで地下通路を進んだ。

そして通路の最奥、扉が設置されている箇所から、微かな光が漏れていることに気づく。

「おっと……」

やたらと声が大きいと思ったら、どうやら扉が完全に閉まりきっていなかったらしい。

「…………俺か?」

基本的に、この部屋に立ち入るのは長老とカイルの2人しかいない。

つまり、この扉を開けっ放しにしていたのは他ならぬカイル自身なのだ。


(不用心だったが……まあ、大きな問題はないだろ)

何せ今の姫様に、この部屋から逃走しようなどというまともな思考が残されているわけがない。

「あっ、ああ! んっ、んんん! ん……はぁっ、あ、あああァン……はっ、き、きもちぃぃィい……!」

この部屋は、彼女にとって既に『自分を閉じ込め、不利益を与える部屋』ではなくなっている。

ここは、『自分に快楽という利益を与えてくれる部屋』。

故に、彼女がこの部屋から逃走を図ることなど、到底有り得ないことなのだ。


「ひぁぁぁアッ、ン、くぅ……はぁっ、ああぁあ! ン……あ、あァ、はあ、はぁ、ああっ!」

甲高い快楽に濡れた嬌声に導かれながら――期待に震えそうになる手で、カイルは扉を開く。

同時――ぴちゃりと、母乳のかたまりがカイルの顔の横の壁に付着した。

女体のビンビンに張り詰めた乳首から、母乳が噴き上がったようだった。

触手に四肢を拘束されたまま、体が壊れてしまうのではないかと心配になるほど背筋を反らし、口からだらだらと粘性の強い唾液を垂らしている。

いつも通りのイリヤ姫の姿である。


「イリヤ姫は、今日も気持ちよさそうに喘いでいますね」

カイルは彼女に近づき、性開発された愛らしい女体を眺めてから、顔を覗き込む。

けれど、彼女は自分の名前に反応を示さないばかりか、目の前に現れたカイルにさえ興味を抱かなかった。

その代わり、彼女の視線は触手へと向けられており、そこには恋する乙女のような熱がこめられていた。


「ふぅぅっ……んン、あぁあ! あぁっ……ひゃっ、あがぁ……んっ、あぁぁア!」

その声音には、珍しく一抹の怒りのようなものが含まれているような印象を与え……、

カイルが邪魔だとでも言うように裸体をよじる。


「姫様はいいですね。毎日ここで触手とセックスしているだけでいいんですから。俺なんて、ずっと見回りですよ」

カイルの嫌味とも取れる台詞にも、イリヤ姫は当然のように返答を寄越さない。

だが、彼自身、すでに返事を期待しているわけではない。

「まあ、仕事の一環として、姫様のあられもない姿を拝めるのは、役得と言えるかもしれませんがね」

「ふぁっ、あっ、んんぁぁあああァッ! はっ、はぁっ、ああぁっ……んっ、ふぁぁぁああァ!」

彼女は、返答の代わりに喘ぎ声を響かせる。

対話としてはいささか味気ないものだったが、今のカイルからしてみれば、それで充分だった。


「ふぅっ……ぐぅ……んぁあぁ、あっ、はぁ……ひぃ、ひ、んん……あぁぁあ!」

にゅるり、にちゃりっ……そんな音を立てながら、触手は無慈悲な動作をくり返す。

がちがちに勃起しきった3つの突起物は、その刺激を受けて小刻みに震え……追い討ちめいた絶頂を与え続ける。

「あぁぁっ! はぁっ、んぁあぁあ……ひゃっ、は、あ……ひぁぁぁあ!」

そしてイリヤ姫の体は、潮を吹くという形で、その快楽に応える。

体が弓なりに反れ、四肢が激しく硬直する。その後、彼女のつけ根から透明の体液が散った。


「あぁあっ、あぁああ……なぁっ、はぁ……ああっぁぁあ! んぁっ! ひぁぁぁあァ!」

彼女は一際大きな声で嬌声を上げると、全身の筋肉をだらりと弛緩させた。

「…………っ……っ、…………っっ!!」

触手たちは諦めずに彼女の体を刺激し続けていたが、途中、完全に動きを止めてしまった。

うねうねと動いて困惑していた触手だったが、イリヤ姫が気を失っていると気づいたらしい。

ぬちゃりっ。

イリヤ姫の目を、耳を、ぬめぬめと這って覆っていく。

快楽洗脳のための行動だ。


彼女は、しばらく深い眠りについたように身動ぎ1つしなかった。

だが、それから5分ほどたった頃、突然喘ぎ声をあげ、再び体をよじり始める。

「ん……はぁ…………あ、ん……はぁ…………あっ」

これもまた見慣れた光景だ。

傍目からでは、彼女の女体には何ひとつ刺激が加えられていないのに、徐々に性感を高めているのである。

「はぁっ……あぁ……んぁ、あっ……やっ……ひゃっ、あぁぁ!」

そして、イリヤ姫は可愛らしい喘ぎ声と同時に、体をびくびくと震わせる。


その顔に刻み込まれていたのは、カイルがこれまで見たこともない――この世界で最上の幸福を噛み締めているかのような表情だった。

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