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2人分の足音が反響する。

地下牢へと歩みを進める、男のエルフ達のものだった。

通路を照らすのは定期的に置かれた燭台のみ。あまりにも薄暗く、心許ない。

そのうちの一人、カイルは……先行する長老のぼんやりと照らされた背中を、追って歩く。

一本道なのだから長老を見失う心配はないが、その背中はどこか緊張しているように感じられた。


――俺に仕事を頼みたいとの話だったが。


カイルは、この先に待ち受けているものを知らなかった。

ただ、この先に地下牢があることを事実として認識しているだけ。

詳細は、ついてから話とのことだった。

そうこうと考えているうち、前方に古臭い、木製の扉が現われる。


長老は一度振り返り、カイルの表情を確かめてから、木製の扉をゆっくりと開いていった。

後に、扉の向こうに広がっていた光景を見て、カイルは言葉を失う。

開いた口がふさがらないとは、まさにこのことだ。

なぜならそこで待っていたのは、A国の姫君であるイリヤ姫だったからだ。


姫は口に猿ぐつわを噛ませられ、両手脚には枷が嵌められていた。

そして、どういうことか、姫もまたカイルを見て、目を見開き、驚いたような表情を浮かべていた。

……しかし、それも一瞬の出来事。姫はカイルたちが扉を閉じると激しく身をよじり、何やらを叫ぼうとする。

残念ながら叫び声は、猿ぐつわが全て吸い込んでしまっていたようだが。


「長老、この女性は……」

目の前の状況が信じられず、カイルは言い淀む。

まさか、こんな所にA国の姫君がいるはずない。

そう思い、カイルはもう一度、その女性を観察する。

元は美しかったであろう金髪は、土埃によって汚れていた。

しかし、触れば絹のように滑らかであることは想像に難くない。


……少女性の象徴のように小さな身体、それとは不釣り合いに衣類の上からでも女を感じさせる豊満な胸、油断すると見惚れそうになる。

こんなに美しい女性など、イリヤ姫以外に思い当たらなかった。


「おぬしの想像通り、A国の姫君であるイリヤ姫じゃよ」

「……その姫がどうしてこんな所に?」

「何、簡単な話だ。A国に忍ばせていたスパイがうまく取りはからってくれた――というだけ。あのままでは、我が国はA国の属国にされかねない状況だったからな。少々、手荒な手段に出るしかなかった」

そこまで告げて、長老はカイルに姫の猿ぐつわを取るように指示を出す。

カイルは指示に従い、姫の唾液がたっぷりと染み込んだ猿ぐつわを取り去った。

「あなたたち! こんなことをして、タダで済むと思っているのですかッ!?」

猿ぐつわが外された途端、姫は地下牢に反響するような声で叫ぶ。

欲求不満が溜まっていたらしい。

そんな吠え散らす姫に対し、長老は一歩、距離を縮める。


「姫様。当然、こちらとしてもタダで済ませるつもりなどございません。何せ我々は相応のリスクを負って、姫様をお呼びしたのですからね。相応のリターンを求めるのは道理と言うものでしょう?」

長老はその鋭い眼光で姫を睨む。

しかし姫は気丈にも、真っ向から睨み返してみせた。

何が愉快なのか、そんな姫の様子を見て、長老は笑う。

「さて、姫様をお呼びしたのは他でもない。エルフの民の支配などという野蛮な政策を取り下げ願えませんかな?」

「支配とは人聞きの悪い! これも未だに前時代的な生活をしているあなたがたのためを思ってのこと。私の国の一員となれば、より豊かな生活は約束されるのですよ!? それの何が不満だと言うのですか!」

相変わらず叫ぶような調子で姫は言う。

こちらの言葉に聞く耳は持たないようだった。


「ふむ……やはり説得は無意味のようですね。まあ、話し合いで解決するような問題であれば、端から姫をお呼びなどしますまい。姫様がその調子なら――少し趣向を変える必要がありそうですな」

それを聞いた姫は、初めて、その顔に怯えを見せた。

「な、わ、私に何をするつもりですか!? わ、私は、拷問なんかに屈しませんよ!」

拷問という言葉に反応し、長老がわざとらしく体を震わせる。

「拷問などという恐ろしい蛮行、高尚な我々エルフが行うはずありません。ご安心なされ、悪いようにするつもりはありませぬ。……ただ姫様には、少しばかり……魅力的な女性になってもらう必要がありますがね。ただそれだけの話です」


そして長老は懐から、先ほどとは別の布きれを取り出すと、それをカイルへと手渡す。

「カイル。一度、姫様にはお眠りになって貰いなさい。暴れられては、余計な傷を負わせてしまう」

「と言うことなので姫、少しの間、眠っていて貰いますよ」

その布が微かに湿っていることから、カイルは睡眠薬が染み込んであることを察する。

カイルが歩み寄ると、姫はすがるような目つきで見つめてきた。

「お願い、やめて――」

「残念ですが俺もエルフの民。姫様には改心して貰わなければならないのでね」


姫の懇願を無視し、カイルはそのまま口元に布を押し当てる。

「んふぅーーーーーっっ!!」

激しく抵抗する姫。だが、枷の拘束によって身動きが取れない上に、相手は男性。

「んふぅっっ! んーーーふぅぅーーーうぅーーーーっっ!!」

どう動いても、自身の口と鼻から布が離れることはなく……そのまま、否応なしに呼吸を続けてしまう。

「ん”ーーーっ! ん”ーーーーーっ!」

姫自身、どうなるのかは容易に想像がつく。だが、小柄な女性に為す術はない。


「んっふ……、ふぅ、ふぅ、ふぅ……、う……うぅ…………ぅ…………ぅ………っっ……」

瞬きを連続で繰り返す。視線は虚空を眺め、志は光を失う。

「う………………っ……」

次第に、何も喋れなくなり……、


ほどなくして意識を失ったのか、だらりと四肢が垂れ下がった。


「姫様は眠ったようですが……長老、これからいったい何をするつもりなんですか? いえ、俺に何をさせるつもりなんですか?」

カイルの問いかけに、長老は下卑た笑みをもって答えた。

「前々からおぬしとは趣味や嗜好が似通っていると感じとった」

「趣味嗜好……ですか」

長老の言わんとしていることがわからず、カイルはそのまま聞き返す。政治や経済のことなどサッパリだったからだ。


「察しが悪いな。ワシが言いたいのは、こういうことじゃよ」

言うと、長老はためらいなく、姫の服を剥ぎ取り、豊満な胸を露出させた。

衣類という拘束から解放された胸は、自由を楽しむように、上下に大きく揺れる。

その桃色の先端に、カイルの視線は釘付になる。

先ほどまでの小難しい考えなどはすべて霧散し、その胸を揉みしだきたい欲望にかられてしまう。


「気持ちはわかるが、もう少し待て。こちらにも準備があるからの……ほれ」

長老が懐から取り出したのは、手のひらに収まる小型の触手だった。

先端から溢れ出した粘液が、かがり火を浴びてぬらぬらと輝いて見える。

長老はそれを姫の乳首に近づける。

すると触手は意志を持ったように乳首へと飛び移り、姫の豊満な胸を楽しげにしゃぶりだす。


「この状態で少し経てば、準備が整う。……それまでに、おぬしに何をして貰うか説明しよう」

そう言い残し、長老は地下牢を後にする。カイルは名残惜しげに姫を一瞥してから、その後を追った。


「長老、さっきのアレって――」

「ああ。姫様のためにわざわざ作った特注品だ。あの触手は特殊な体液を分泌するんじゃが……その体液を乳首に注入されると、母乳が分泌するようになる。当然、媚薬としての効用もあるがな」

嬉々とした様子で説明する長老に、カイルは少し呆れてしまう。


「母乳とは……またマニアックなものを作りましたね」

「じゃが、おぬしも嫌いではないだろう?」

「……むしろ、燃えてきてしまいます」

顔を合わせあい、カイルと長老は笑う。

そこで、やっとカイルは、自分が長老に呼び出された意味を理解した。


——


1度、地上へと戻って、カイルは長老から説明を受けた。

カイルの仕事は単純かつ明快だった。

監禁中の姫が逃げださないように監視し、健康を管理し、その身体を清潔に保つことだ。

しかし、あくまで姫は客人としてもてなすように、キツく言い聞かせられている。


そしてもう1つ。

長老の言うところの『姫様には、魅力的な女性になって貰う』という重大な任務を仰せつかったのだった。


——


日を置いて、長老とカイルは再度、姫が監禁されている地下牢を訪れていた。

あの日と異なるのは、部屋に禍々しいデザインの椅子が置かれていること。

その椅子の台座や背もたれには、複数の触手が獲物を待ち構えるように蠢いている。

言うまでもなく、長老の作品の1つだった。


「それではカイル、姫様の服を脱がせなさい」

「言われずとも分かっていますとも」

命令の通り、カイルは姫の衣類を剥ぎ取ってゆく。

傷一つない滑らかな肌、白雪のような美しい肌に、気づくとカイルは手を這わせている。

そのまま姫の身体を味わい尽くしたい欲を必死に堪えながら、可憐な下着も脱がす。


先日からカイルの脳裏に焼き付いていた豊満な胸は、母乳の分泌によって張っているのか、ツンと乳首が天井を向いており、さらにその先端から白い液体が先走っている。

その先端を揉みしだいてやれば、精液のように母乳が噴き出す。想像するのは容易であった。


カイルは姫を裸にし、件の椅子へと座らせる。

触手たちは一度、小さく震える。

しかし長老の命令がないからか、姫をなぶるようなことはなかった。


……この触手たちが姫を虜にし、快楽漬けにしてゆく様を想像するだけで、カイルの股間のモノが反応する。


椅子は、自我を持ったかのように動き出す。

姫の両脚を開き、椅子の脚を使って拘束し、両手は後ろ手に、椅子の背を使って拘束する。

胸と陰部が強調される形になり、村長がイヤらしい笑みを浮かべた。

「まだ触れてもいないのに、姫様の性器が濡れているように見えるな」

試しにと、カイルが姫の性器に触れてみると、くちゅり――と微かな湿り気を持って指先を迎えた。

ん……と眠っている姫が微かに吐息を漏らす。


「眠っているのに性器を濡らしているだなんて……ずいぶんと淫乱の素質があるみたいですね」

「ふふ、これから姫様がどう育ってゆくのかが楽しみじゃないか」

「こんな綺麗で清楚な姫が、触手に何度も悦ばされる姿を想像するだけで、胸が高まってきます」

「やはり、この件はおぬしに任せて正解だったようじゃな」

そんな野卑な会話をしていると、姫が身体を小さく震わせ、ゆっくり、まぶたを開く。

そしてカイルと視線が合うと、なぜだか薄く微笑んだように見えた。

しかし自身の状態に気づくと、一瞬で顔を真っ赤に染めてしまう。


それは羞恥と怒りによるもので、感情が昂ぶりすぎたせいか、目尻には涙まで浮かんでしまっていた。


「目覚めましたか。姫様」

「私が眠っている間に、何をしたのですかっ!!?」

「姫様が何を想像されているかは分かりませんが、我々は何もしておりませぬよ。そのお楽しみは、これから行うのですからね」

一転して怯えを露わにする姫様の瞳――それを見て、カイルの嗜虐心がくすぐられてしまう。

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