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男のオナ禁のメリットまとめ


「オナニーすると、ハゲる」「オナニーをしなくなる(オナ禁する)と、モテるようになる」など、オナニーや、オナ禁に関するウワサは、非常にたくさんあります。

そこで、今回は「オナ禁のメリット」と「ウソのウワサ」を、軽い考察を加えながら説明してみました!


◆ オナニーは体に悪い行為?

オナ禁を推進する人は、「オナニーは体に悪い」と述べることがあります。

ですが、本当にオナニーは体に悪い行為なのでしょうか?

私は、そうは思いません。……もちろん、体が苦しくなるほど、オナニーを繰り返すのは、健康を害すると言わざるを得ないでしょうけれど……。


正しく行っている限り、オナニーは、性的な衝動を解消したり、ストレス発散の手段の1つとして、有効です。

そのため、「オナニーはダメなことだから、オナ禁しよう」というのではなく、オナ禁によって得られるメリットとデメリットを見て、自分のオナニーライフを決めていくのがいいと思います。

(オナ禁によって生じるデメリットは、「オナ禁のデメリットまとめ」をご確認下さい)


◆ オナ禁のメリット

オナ禁のメリットは、基本的に、「オナニーをすることのデメリット」と一致します。

まず、体内環境の観点から、オナ禁のメリットをご紹介します。


・薄毛防止

髪の毛は、構成成分であるケラチンを作るときに、亜鉛が必要です。

また、亜鉛には、「5αリダクターゼ」という酵素を抑制する作用があります。

5αリダクターゼは、テストステロンから、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質を作りますが、これが抜け毛などの原因になっているのです。

つまり、ジヒドロテストステロンが増えると、薄毛になりやすくなります。

そして、亜鉛が体から不足すると、ジヒドロテストステロンが増えます。


ただし、テストステロンをDHTに変換する酵素(5αリダクターゼ)の量は、遺伝が関係している部分なので、「亜鉛をたくさん摂れば絶対にハゲない」というようなものではありません。

(亜鉛には摂取上限量があり、過度に取りすぎると、体に悪影響が出ますので、ご注意を……)

それと、亜鉛は、精液中に平均して1~3mg程度含まれていますが、20代男性の1日摂取目安量は10g程度と言われているため、1度の射精で、1日に必要な亜鉛量の10~30%が失われる、ということになります。

(オナ禁をすれば、亜鉛を1~3mgほど消費することはなくなるので、薄毛の対策になるのです)


なお、亜鉛を充分量摂取していれば、オナ禁によって消費してしまう亜鉛量程度では、髪の毛に影響はありません。

(ちなみに15歳~69歳男性の、1日の亜鉛摂取推奨量は、10mgとなっていて、これは女性よりも2mg、多く設定されています)

(男性の、食事からの亜鉛摂取量の平均は、8.8mgとなっており、少し食生活を意識すれば、手の届く範囲です)


・筋肉が付きやすくなる

男性の体内では、男性ホルモンの一種であるテストステロンが分泌されています。

テストステロンは、男らしい体を作るために必要なホルモンです。

筋肉や骨格の発達に、大きな影響を持っています。


オナ禁を続けていると、性的興奮時に放出されるテストステロンの量が増えます。

このテストステロンの効果により、筋トレなどの効果がアップするのです。


・ニキビが出来にくくなる

男性ホルモンは、皮脂の分泌を促す作用を持っています。

オナ禁時は、テストステロンがDHTに変換されにくくなるので、皮脂の分泌が緩やかになり、ニキビが出来にくくなるといえます。


・体臭が改善される

男性ホルモンは、皮脂の分泌を促進しますが、DHTのほうが、テストステロンよりも強く影響します。

そこで、オナ禁をすると、テストステロンのDHT化を抑えられるため、皮脂の分泌が穏やかになり、「脂っぽいにおい」や「酸っぱいにおい」と言った問題を減らすことができます。


・ヒゲが薄くなる

これもDHTの減少による効果です。


・プラス思考になる

相対的にテストステロンが増えることによって、「考え方や、物のとらえ方が変わる」ことがあります。



次に、それに付随する効果や、オナニーをすることのデメリットから見た、オナ禁のメリットをご紹介します。


・好意を抱かれやすくなる

薄毛防止、肌質の保持、体臭予防、ポジティブ化などの効果から、人から好印象を持たれやすくなることがあるかもしれません。

ですが、「必ず女性からモテるようになる」というわけではありません。

詳しくは、「オナ禁しても効果がない理由について」をご参照ください。


・遅漏改善

オナニーを過度にしていると、ペニスに対する強い刺激に慣れすぎていることがあります。

一方で、オナ禁で、ペニスの刺激の慣れを弱くなれば、刺激に対する快感が回復します。

「セックスしたとき、なかなかイケない……」という方は、オナ禁が遅漏の改善に役立つかもしれません。


・体力と時間の有効活用化

オナニーをすると、かなり体力と時間を消耗していますが、オナ禁すれば、この問題はなくなるので、余った体力と時間を使って、ほかの趣味などに打ち込むことができます。


・自制意識の強化

これは気持ちの問題ですが、「自分で自分のことを制御できている」という感覚は、なかなか爽快なものがあると思います。


・ツキが回る(運勢が上がる)

テストステロンの効果の1つである「行動力の上昇」と、「プラス思考化」によって、たくさんの物事を経験するようになり、同時に、それらに対して前向きな感想を持つだけで、実際には、オナ禁時と、そうでないときの間で、起こっている現象自体は変わりません。

ですが、プラス思考によって生じる結果が良くなることで、「運勢が上がる」と捉えることができます。


◆ オナ禁のメリットのウワサの中には、ガセネタもある

・ハゲない

上でもご紹介したように、「ハゲない」とはっきり言われることもありますが、そこまでの強い効果はありません。

あくまでも「ハゲにくくなる」という程度です。


・女性からモテるようになる

あくまでも、「好意を抱かれる可能性が上がる」だけです。

オナ禁をすれば、必ずモテるようになるか、と言われると、かなり疑問が残ります。


・痩せる

これは、オナ禁の直接の効果ではありません。

行動的になり、運動量が増えることで、痩せる可能性が上昇するだけです。

食事量が多ければ、痩せることはできません。


・イケメンになる

「テストステロンによって精悍な顔つきに!」などという文言を見たこともあるかもしれませんが、あくまでもテストステロンの効果で「男らしい顔つき」に近付きやすいだけであって、イケメンになる、とは限りません。

少なくとも「中性的なイケメン」には、なりにくいと言えるでしょう。


◆ 思い込みも大事?

一般に言われる「オナ禁の効果」には、科学的根拠の薄いものも含まれており、「プラシーボ効果」由来のものが、少なからずあるようです。

ただ、思い込みの力で体に変化が起こることもありますので、「すべてウソである」というわけではありません。

そうなる、と思いこんで、体がそれを反映できることであれば、体に意外なことが現れたりしますよ。

◆ オナホールマシンの紹介
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