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監禁と束縛で体の自由を剥奪…


◇ 監禁と束縛で体の自由を剥奪…

快楽機姦研究所、アナザーストーリー

クリトリス・クリニック 第8話(全12話)


前回。

桜は茜と蜜な関係になり、クリトリスのエッチをたっぷりと楽しんでいた。・・・愛と快楽が入り交じった世界から抜け出せなくなる・・・。

そして、ある日・・・長期間別荘で遊ぶことに誘われる。・・・性的な快感が大好きになった桜は、とても嬉しそうな表情でそれに応じた。



茜さんに呼ばれて、そちらに向かう。

「ーーーあれっ? こんな所にも入り口があったんだ」

クリトリスクリニックの裏側に回ると・・・そこにもう一つの扉があった。


「お出かけする前にー、桜ちゃんに見てもらいたいものがあるのよー。非常口から入ってちょーだいなっ!」

「えっ・・・? 何ですかね? 見せたいものって・・・」

「それはねー。見てからのお楽しみ~っ!」

・・・・・・っ?

何があるのだろう・・・っと、疑問に思いつつ・・・茜さんと一緒に、裏口から入った。



靴を脱いで、スリッパを履いてから・・・廊下に移動する。

・・・少し歩くと、すぐに扉が出現する。・・・そこを開くと・・・地下に行ける薄暗い階段が続いていた。

荷物は邪魔になることを指摘されたので、廊下の隅に置いておく。

・・・私と茜さんは・・・階段の方へ進む。


へぇ~~。・・・この施設・・・地下まであったんだぁ~。

ちょっぴり感心しながら、テクテクと下に進む。・・・階段の折り返しを移動すると、下にドアがあることが確認できた。

「見せたいものは、その奥にあるのよ~。扉を開けて確認してみてね~っ!」

「はーーいっ」

どきどき、わくわくっ!

私は、ドアノブを取って、部屋の中に入る。


「・・・はいっ・・・?」

中にはいると・・・、私が今までに見たことがない異様な光景が広がっていた。

「えっ・・・? えっっ・・・?」

人を拘束できそうなベッド。・・・ディルドが生えた騎乗用のイス。・・・棚に置かれた、数々のSMグッズ・・・。そのどれもが、なぜここにあるのか理解できない。

ーーーだが、何とも驚くべきことに、それらは些細なものであった・・・。部屋の中央にあるものと、比較すれば・・・。


「は~~いっ! さくらぁ~~、いらっしゃぁ~いっ!」

なぜか、なぜか、そこには、親友の萌子がいた。・・・しかし、普通ではない。・・・異常である。

萌子は、SMプレイを行う女王様のような服装をしており、おっぱいと、アソコが、丸だし状態になっていた。

ーーーきらんっ。

・・・しかも、彼女の胸とお股の中央には、妖しげな光沢を反射させる銀色のリングがぶら下がっている。


「・・・もっ、もえ・・・こっ?」

「うん、そーだよぉー」

「もえ・・・こ・・・?」

「だから、そーだってばぁー。・・・専門学校に通う、桜のお友達のー、萌子だよぉ~」

萌子の体をした、萌子と名乗る人物。・・・顔も、声も、性格も、体格も・・・全て、萌子。・・・萌子本人以外、考えられない。・・・でも、・・・その乳首とお豆に付属している、銀色のピアスは・・・何?


がちゃんっ!

部屋の扉が閉まる。

私はびくっと震え上がって・・・恐る恐る、後ろを振り向く。・・・そこには、にっこりした笑顔で私を見据えている、茜さんの姿があった。

「あかね、さん・・・?」

「はいはーいーーっ!」

「・・・いっ・・・いやっ・・・。そうじゃな・・・くてっ・・・、こっ・・・これは・・・どういう・・・っ?」

何から何まで、理解が追いつかない。

・・・私は、ガタガタと震えながら、茜さんの方に歩み寄るが・・・、それも間違っているのではないか? ・・・と、全身から警告が発せられたため・・・体の制御が上手くできず、その場にぽてっと倒れてしまう。


「ここは・・・何? もえこは・・・何で? わたしは・・・何を?」

腰を抜かして、ずるずると後ずさりしながら・・・見つからない答えを追求する。

「ちょっと過激すぎたかしらねー」

「そうですねー。ご主人様ぁ~」

「・・・ご主人・・・様?」

「そうだよー。桜ぁー。・・・扉の前にいるのは、萌子のご主人様ぁ~っ!」

わっほーいっと喜び、ピアスを上下に振りながら、茜さんに抱きつく萌子。・・・茜さんは、萌子をそっと抱いて頭をなでるが・・・視線は私から離さない。


「ごろにゃぁ~~~んっ」

「・・・萌子ちゃん、萌子ちゃん」

「はーい、なんですかぁ~?」

「とりあえず、桜ちゃんを束縛しましょう。・・・闇雲に暴れられても困るからねぇ。・・・ほい、麻縄パース!」

「きゃーっち! はいはいー。緊縛ですね~」

「束縛だってば。・・・最初はエロいことをしなくていいのよ。体を不自由にしておけば、それで十分だからね」

冗談らしきことを交えながら、麻縄を持って、迫ってくる萌子と茜さん。


「こっ・・・・・・こない・・・でぇ・・・っ」

私はおびえた表情で、瞳に涙を浮かべながら・・・おそらく、受け入れてもらえないであろう要求を・・・他人に聞こえないぐらいの小声で、ぼそっとつぶやいた。



ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる。

「いやぁあぁあああぁあっっっ!!!」

腕が、手首が、2人の手によって束縛されていく。

ぎゅぅうぅうぅ~~~~っ!

「いやっっ! いやぁああっっ!! いやあぁああぁあっっ!!」

抵抗しているはずなのに、抵抗できていない。

「ひいいいぃぃいぃぃぃぃいぃっっ!!」

あっと言う間に、上半身の身動きがとれなくなり・・・私は、行動の自由の権利を失ってしまう。

・・・縄による束縛の脅威性を知った。・・・これがもし、手による押さえつけだったら、しばらくは抵抗を続けられたのかもしれないが、・・・縄、しかも2人がかりによる束縛行為は、全くと言っていいほど防ぐことができなかった。


ぎちっぎち、ぎちぎち、ぎちっ・・・!

「あっ・・・あぁっっ・・・ああっっ・・・!!」

腕が全く動かせない。・・・上手く立ち上がることはできないし、逃げることもできない。

・・・縄がいかに、人を拘束する手段として適しているかを、その身で理解させられる。・・・外回りからぐるぐる巻くだけでいいのだ。・・・安全に、かつ、迅速に・・・対象を束縛できてしまう。

ぎち、ぎち、ぎち、ぎちっ・・・。

体の自由を奪われたことに納得がいかないのか、はたまた、本能的な危険を察知したのか・・・体は無意味な抵抗を続けて、体力を無駄に消費し続ける。


逃げられない。・・・そう理解しているはずなのに、体がいうことを聞かない。・・・これが・・・恐怖・・・。

「あっ・・・あっっ・・・・あぁああっっ・・・!!」

「桜ちゃんの、束縛完了~っ! 萌子ちゃん。手綱は一旦、壁に掛けておいてね~」

「お任せくださぁ~い!」

ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ!

SM嬢のような見た目と態度で、私の体の縄を踏んづける3点ピアス付きの萌子。・・・コイツはロリっ子なので、かなり似合わない行動をしているが・・・、今の錯乱している私には、それすらも恐い。


ぎち、ぎちぎ、ちっ・・・ちっ・・・!

「・・・っ! ・・・・・・っっ!!」

束縛された後・・・萌子と茜さんは、私を観察するような態度で眺め続けている。・・・私が落ち着くのを待っているようだ。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・んっ・・・ぐっっ・・・!? げほぉ、げほぉおっっ!!」

軽く放置されたため、少し落ち着きを取り戻す。・・・が、今度は強烈な吐き気を感じて、空咳を行ってしまう。

それもそのはず。私が最も信頼していた2人が、同時に裏切ったのだ。・・・だけど・・・だけど・・・っ! ・・・行動では、それがわかるのだが・・・私の精神が納得しない。

・・・これは何かの間違えなんだ。・・・これは悪い夢に違いない。


「へっ・・・へっ・・・・・」

現実逃避が起きる。・・・だが、視界に映る監禁拘束部屋と、体に巻かれた麻縄の触感が、私の精神をかろうじて現世に引き留める。

・・・その結果、私は吐き気を感じながら、微熱を持ち・・・汗と涎を垂らしてしまう。

「げほっ・・・げほっ・・・! かはぁっ・・・!! は・・・あぁ・・・っ、あっ・・・ああっ・・・」

「桜、大丈夫ー?」

心配してくれる萌子。・・・わけがわからない。


「うーん。急激な状況変化について行けず、桜ちゃん、少しおかしくなっちゃってるわねぇ・・・。こういうときはー、しばらく放置して、落ち着いてもらうのが一番のお薬よん。・・・様子を見ましょう。萌子ちゃん」

「はぁーい」

・・・茜さんの提案により、私はそのまま放置される。







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