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エッチな催眠音声の作り方


◇ エッチな催眠音声の作り方

※ 2017年の情報です。


昔、同人の催眠音声を作ってみよう! と思ったのですが……ネットで調べても、作り方があまりなかったのですよねー。

そんなわけで、エロい催眠音声の作り方を、この記事にまとめておきまーす。これから催眠スクリプトを作ろうと思っている人は、参考にしてみてね。

(この記事は、催眠オナニー用の音声を作り、デジ同人の販売サイト(DLSite、DMM等)で販売することを、主目的としています)

(催眠スクリプトは、自分で制作することを前提としています)


◆ はじめに用意するもの

・資本金20万円

本代、絵と音声の依頼資金、ソフト代、雑費等に用います。(パソコンがないなら、+10万円)

最低でも20万は欲しいですねー。……もうちょっと増やして、30万~40万円あると、安定したサイクルが作れます。


・催眠音声に対する制作意欲

はじめから「お金儲け」だけを考えて作ると、高確率で失敗します。(制作に飽きます。収益のことを考えるなら、通常の同人音声のほうが低リスク低リターンで安全)

自分好みのエロい催眠音声をこの世に出したいんだーっ! ぐらいの気持ちを持っておきましょう。趣味にしろ仕事にしろ、興味がなければ、長続きしませんからね。


・批評されても挫けないメンタル

有料販売は、無料よりも批判を受けやすいです。(無料公開であっても、傷つく発言を見ることは、多々あります)

全ての人に良いと思われることはできません。ある程度のマイナス評価、非難を覚悟しましょう。

(人に悪く言われるのが嫌なら、制作活動はオススメできないです……)


◆ 催眠音声の制作に必要なもの

・PC(ノートでも可)と、ネット環境と、連絡用のメールアドレス

これがないと、始まらないですね。


・18歳以上、身分証明証+マイナンバー

販売サイトのサークル登録の際に、必要です。


・催眠音声の本

催眠の技術本を2~3冊ほど、側に待機させておく必要があります。


・仕事におけるメールのマナー

人にお願いするときは、必ず、マナーを守りましょう!


・画像編集ソフト

「Gimp(無料)」「AzPaint(無料)」「Photoshop Elements(有料)」「SAI(有料)」等。

トップ絵を編集する際に使います。


・音声波形編集ソフト

「Audacity」とか。無料のもので何とかなります。


・音楽プレイヤー

スマホで代理可能。


・イヤホン

スピーカーだと低音や実際の音がわからないので、イヤホンかヘッドフォンの使用を推奨。


・国語の本

文章能力が低い場合は、ある程度、国語の勉強をする必要があります。会話文の作成能力も必要かな。


・ネット声優との交渉

現時点では、萌えボイスから個人のサイトに辿るのが、基本かな。18禁に対応している必要があります。

メールで直接やり取りする必要があります。……その際、声優さんのHPとかに、記載すべき事項が書かれていたりしますので、それに沿って提案しましょう。


・絵師との交渉

現時点では、PixivやGoogle、ふりーむ掲示板から、「お仕事 募集中」で探すのが基本かも。18禁に対応している必要があります。

声優さんと同様で、メールで直接やり取りします。


◆ 催眠音声の勉強に必要なもの

エッチな催眠音声は、原則、「催眠パート」と「エッチパート」の2つに分かれています。

1,「催眠パート」に関しては、下記の催眠本による勉強を推奨。ネットの情報だけでは不十分なので、ちゃんと本を読みましょう。

2,「エッチパート」に関しては、「催眠オナニー気持ちよすぎ まとめWikiの催眠暗示文章」で勉強と考察を行いましょう。

(サークル「すくりぷてっどこねくしょん」の、無料催眠音声に同梱されているスクリプトを見てみるのも良いかも)

3,後は、催眠音声の有名な(DL数が多い)有料作品を、1万円ぐらい使って買い漁ったほうが良いです。……催眠オナニーも10~20回ぐらい試しましょう。


上記3点を抑えておけば、催眠スクリプトが作れるようになります。


◆ 催眠音声で覚えておいて欲しい知識

————

・催眠音声を作り始めてから公開するまでに、1~2ヶ月かかる

1~2週間ですぐに完成するわけではありません。のんびりと勉強したり、他のスクリプト制作を行いながら待ちましょう。


・初めて催眠音声を作ってみた人が、販売サイトで公開できるようになるまでに、2~4ヶ月かかる

結構な下積みが必要です。詳しい内容は、下記に記載。


・有料作品を作る場合、依頼において相場を下回る価格にしてはいけない

安すぎる依頼を行うとクオリティの低下やトラブルを招きます。下手なことをすると、依頼側のやる気も落ちてしまいますので、報酬は十分に渡しましょう!

————

大体こんな所。


……続いて、催眠の制作に関することを説明。


◆ 最初の1作目に関して

ほぼ確実に駄作ができるので、売り物にしてはいけません。

……というのも、催眠スクリプトには覚えておかねばならない定石が多く、少し踏み外しただけで、ポンコツ作品になってしまうからです。

自分なら行ける! ……なんて思わないほうが良いですよー。……大体失敗します。そのぐらい難しいです。


では、どうするかというと……最初は、絵師の依頼は控えて、ネット声優さんの中でも格安の方に「個人依頼(サークルとして公開しない物)」として依頼するのです。

(この時、無料配布にすると伝えても良いでしょう)

また、催眠スクリプトは、24KB(12,000文字)以内に収めましょう。24KBだと、おおよそ、55~60分の音声です。

これ以上のテキスト量にすると、声優さんに負荷がかかるので、個人依頼では推奨できません。

(初めて、催眠音声を作ると、どうしても無駄な文が増えやすいので、文章を削る勉強も兼ねて24KB以内にしておきましょう)


そして、依頼をしてから、2~8週間ほど待ちます。(この間に、徹底してエロ催眠の勉強をしましょう)

完成品が届いたら、音声の編集を適切に行った後、まずは自分で傾聴。……「悪いと思う部分」をノートやメモ帳にきっちりとまとめ上げます

続いて、フリーで公開。「問題点」や「良くない点」をユーザーから集めましょう

(フリー公開が怖いなら、「特定の人に聴いて欲しい」とお願いするのも良いかと。ある程度、催眠オナニーの知識がある人に限ります)

この時、褒め言葉は、あまり気にしないように。とにかく、「悪い点」を徹底的に聞き出します。

悪い点を改善すれば、次作る催眠音声が良質なものになりますからね!


悪評を集めたら、よ~く吟味して改善案を作り、2作目に活かします。


◆ 2作目の制作に関して

この頃になると、催眠音声の知識や情報が集まってきて、自信がついてきます。

そして、「よーし! 2作目から販売しちゃうぞーっ!」と思いがちですが……ダメです。もう一度、無料公開で催眠音声を作りましょう。

理由としては、まだまだ甘い部分が多いからです。……私は2作目から販売しましたが、結構痛め目にあいました。販売は3作目からにすることを推奨します。

(もし、この時点で良質なものを作れるのだとしたら、2作目は宣伝に回しましょう。集客できるようにしておくと、後々、楽になります)

作り方やテストは、1作目と同様。トライアンドエラーですね。


◆ 3作目の制作に関して

ようやく、本番です! 技術とお金を惜しみなく使って、高クオリティのものを作ります

以下、重要な点。

————

・魅力的な絵がかける人に、トップ絵を依頼する

2~3万ぐらい使用して、これは良い! と思えるような絵を描いてもらいます。パッケージの絵は、購買意欲に強く結びつくので、費用の出し惜しみをしてはいけません。


・催眠音声の経験がある声優さんに、仕事を依頼する

1文字3円以上かかると思いますが、ここもケチらずにお願いすべきです。できれば、有名な方が良いでしょう。

催眠音声の経験が多い人ほど、良質な催眠音声を作ってもらえます。


・声優さんに依頼する際、スタジオ収録にしてもらう

宅録だとノイズが多いので、可能であれば、スタジオ収録を推奨します。(声優さんが防音部屋を所有しているなら、自宅の録音でも可能かな。サンプルの試聴を推奨)

24KB以内のスクリプトなら、1日だけの録音だけで済むと思われますが、それでも2~5万ぐらいかかるかなー。


・バイノーラル録音は用いない(余計な技術は使わない)

これを使うと、演技指導や、録音時間の延長、文字単価の向上など、自分と声優さんの両方に負荷がかかります。

初めての本番環境で、いきなり使用すると、失敗に繋がる可能性が高いので、特殊な技術を使いたい場合は(双子音声も含む)、4~5作目からにしましょう。


・スクリプトを書く前に、需要調査をきっちり行っておく

最初は無難な路線で攻めましょう。マニアックなものに走ってはいけません。このジャンルならまず間違えなく需要があるというものにしておけば、失敗する確率を極端に下げることができます。

————

上記のことをやると、7~14万円ぐらい消費しますが、良質な催眠音声を作ることができます。

優れた催眠音声なら、コスト回収は、すぐにできますよー! ここでようやく、投資に見合った報酬が獲得できます。

ただ、依頼に1~2ヶ月、報酬を受け取るのに30~50日ぐらいかかるので、留意しておいて下さい。……お金を入手するまでに、総合で3ヶ月かかります


それと、現時点の場合(音声作品の相場から考察して)、初作品は700円ぐらいにしておきましょう。(値上げをしたい場合は、実力がついてきてからにしましょう)


◆ 4作目以降の制作に関して

後は、逐次、軌道修正を行いながら、催眠音声の制作を続けていきます。

作りたかった催眠音声を、どんどん制作しちゃいましょう!


◆ 資本金の使用の流れ

1,催眠の技術本に合計1万円、有料催眠音声の購入に1万円。合計 20,000円 の出費。0ヶ月経過。

2,1作目の制作に2万5千円消費(1文字2円の人に依頼)。合計 25,000円 の出費。1ヶ月経過。

3,2作目の制作に2万5千円消費(1文字2円の人に依頼)。合計 25,000円 の出費。2ヶ月経過。

4,3作目(有料作品)の制作に、スタジオ2万、絵師2万、声優4万円消費(1文字3円の人に依頼)合計 80,000円 の出費。4ヶ月経過

5,3作目の収入を待っている間に、4作目の制作。合計 80,000円 の出費。5ヶ月経過。


合計、23万円の出費ですね(場合によっては、もう少し高くなるかも)。必要日数は、120~150日ぐらい。

……後は、作品の利益を元にして、制作を続けていきます。上手くいけば、収入も増えていくことでしょう。

(収益を循環させるためには、1作品あたり、200DL(700円で販売、利益は400円を前提)以上必要になります。3~4回ピコしたら(DL100未満のこと)撤退ですかねー)



以上です。

催眠は技術が難しいので、勉強を十分にしてから挑みましょーっ!





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記事の更新日時:2017-01-13