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耳をれろんちょする器具 1


―― 耳をれろんちょする器具 1 ――

夜。

私は実験室で、下着+おむつ状態のままイスに座らされて拘束されている。

拘束は、よくされてしまうことだが、なにやら一部の今回は拘束がきわめて激しい・・・。

手や足はいつものかるい拘束、太股やおまたは特に拘束なし。下の方にエッチなことをするつもりではないのだろう


しかし、肩から上がすごい。肩はイスからでているベルトにがっしり拘束されて全然動けない。

そして、その上のぶぶん・・・、私の顔が完全に固定されている。


まず、顎。後ろの固定する棒から接続されているあごを乗せる台が、私の高さに合わせて用意されて、顎の手前を奥に引っ張る感じで固定されており、口は開けても、その位置から全く動かせない。

次に、おでこの周辺。髪の周りにバームクーヘンをカットしたような器具が、私の頭の両サイドに固定されており、それが、先ほどの後ろの棒につながっている。

逆三角形の頂点の位置に顔を固定する器具があるせいで、私は顔がまーったく動かせない。これはやりすぎではあるまいか?


私を拘束した瑠璃さんと、サポートにいる瑠璃さんが私の前で話いている。ちなみに、今日は博士はいない。

「萌子ちゃんごめんねー。今日は耳を気持ちよくする器具の情報収集をする必要があるんだけど、安全のために、顔だけは完全拘束固定させてもらっているわ」

「み、耳ですか・・・こ、こんなところをいじるんですか・・・?」

そういえば、実験の前に茜さんに耳垢掃除をされて、私の耳はすごくきれいにされていたのだが、これが理由だったのか。


「もえちゃん。耳殻(じかく。外耳の端)はですねー。結構な性感帯なのですよー。舐められたり触られたりすると、結構気持ちよいのですー」

「へ、へぇぇ・・・」


「耳の外だけなら、こんな高レベルな拘束器具は使わなくていいのにねぇ・・・」

「へっ?」

外だけじゃないの?

「今日は、耳の奥まで犯すわよん」


ひ、ひぃぃぃぃっっ!

私はそれを聞いて、少しこわばった表情になる。


「でもね、耳の奥・・・外耳道以降は、すごく傷つきやすい器官なの。私たちが触れたら、容易に傷ついてしまうから、絶対に手出しはできないわ」

「耳の奥を舐めるとかー。すごくアウトなのですー。舌には雑菌がいっぱいいますのでー、菌の影響を受けやすいですー。

耳垢が転がっている耳の奥を人間がいじると、結構な確率で耳垢栓塞か、外耳炎をやらかしますねー。後者は結構よろしくないので、私たちには触れることのできない禁断の快感地帯ですねぇー」


2人は拘束されている私とは無関係に、いつも通り楽しそうに話しかける。

なんでこう、ここのエロ器具はとんでもないところまで犯そうとするのか・・・。ぶつぶつ・・・。


「菌の影響をほぼ受けない外耳は、私たちが優しくぺろぺろしてあげるから、いつも通り落ち着いて楽しむ感じで、ね」

「は・・・はぁ・・・」

しかし、そんな2人の態度を見ると、耳の奥をいじられるてしまうといっても、なんだか我慢できる気がする。むしろ、どんな快感なのかちょっと気になるかも・・・。


そして今日のへんてこりんな実験が始まる。



「耳の裏をね」

「ぱくーですー」

茜さんと瑠璃さんは、それぞれ、私の横に私よりやや高い土台の上に座って、首を伸ばし、私の口の裏側をぱくっと
口でくわえる。


な、何とも変な感触・・・、2人の女性に同時に耳に食いつかれるとか・・・レズでも普通やらない行為だろこれ。


そして口を離すと、私の裏側をつつーっと、やわらかいしたで、耳の外側の線をなぞるように、舐めていく。

うひっ・・・!

自分の耳がぴくっと動いた気がする。


耳の外側に変な力が加わる。正確には意識がそこに集まる。

耳の裏側をぺろぺろされていくと、なんか変な気分になってくる。気持ちいいというより、興奮してくるものの方が強い。なぜか、口や鼻が、暖かく酔った感じになってくる。


つつーーー。

二人は耳裏を下から上にべろで持ち上げるように舐め続ける。

舐められていると、なんだかふわふわな気分になってくる。目がちょっと上を向き、無駄に口が小さく開くようになる。

耳の部分だけがじんわりと気持ちよくなり、ほとんど経験したことのない、変な気分になる。自分の体の端が気持ちよくなるのは、ほんと不思議で軽く気持ちいい、変な気分だ・・・


「耳垂(じすい)・・・みみたぶ、いくわよー」

2人は、私の耳の裏側から舌を退け、かわりに私のみみたぶを口にパクっとくわえる。そこから、耳の上の唾液で濡れた部分を親指と中指で耳の表裏を摘み、ちょこっとうえにくいっくいっと引っ張る。

さらに、口にくわえている私の耳たぶは、舌で裏側をぺちぺち、やさしい往復びんたする。


うわぁぁぁ、なにこれぇぇぇ!!

変だ! 変だよぉ!!


私は、初めて自分のクリトリスを、パンツごと枕でこすりつけたような時のような快感を呼び起こされる。

両方の耳が・・・同時に快感でしびれ始める・・・。

ふぁっ・・・。

知らない快感なのだ。こういうのを味わうと、大抵変な気分になる。でも、もっといじめてほしいなとも思う。女性の本能だろうか?


舌での耳たぶビンタの後、今度は耳たぶを丁重にはむっとかみつき、摘んだ手を上、かんだ耳たぶを下にくにくにと引っ張る。

あ”・・・・・。

ぶるるっ・・・と背中がふるえる。

ぞくぞくっとする感じが頭に登る。


私は体の中に意識を向けるようになり、その変な快感に酔いしれる。

ぁあ・・・へんだよぉ・・・。


さらに2人は、耳たぶから口を離し、その舌を耳たぶの裏側のへこんだ皮膚・・・顎の奥の一番上の部分ともいえるような場所に、ぐいっと強く押しつける。

ずぉぉぉおおおおおっっっ!!

「くひぃっ・・・」

舌で押されると、その部分から重く、くすぐるような暖かい気持ちよさが顔の中を振動する。


ふわわわわあっぁ・・・っっ!!

その攻めで、ついに私は外を見ている力を失う。

視界に写るものを認識できなくなり、代わりに耳の舌側がうずく。きもちよーくきもちよーく、うずいてくる。


「ここ、かなり弱いわね」

茜さんだけ、いったん舌を退けて、そうしゃべる。

すると、2人は摘んでいた耳の上の手をぱっとはなし、今度は耳たぶのぶら下がる中心部分より少し下の部分をつまみ、手前側にぐいっとひっぱる。

・・・。さっきから、2人がシンクロしすぎている。打ち合わせしていたな・・・と無駄に考える。


そこで、耳たぶを引っ張られながら、先ほど舐めていた部分を、舌でぐいっとおし当てる。

!? んにゃぁぁぁああああっっ!!?

私の無駄な思考が一気にはじき飛ばされて、おっぱいを誇張するように腰だけを曲げながら、しびれる快楽電流に、直撃する。


ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ・・・

やわらかーい舌の先端が、多分私のツボとおもわしきところを押し続ける。

うぁっ、うあぁぁっ、ひっ、ひぃぃっ・・・

一度押される度に、頭の中で悲鳴を漏らす。
涙を流したくなってくる。


ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ・・・

あぁっ、あぁっ、んあぁっ、ふぐっ!・・・

びりびりくる。弱くて気持ちよい快感がジンと耳裏を埋め尽くして、びりびりくる。

私の顔がとろんとしてくる。耳裏のツボの刺激は圧迫される度にあつい快感を生み出す。


ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ・・・

舌が何度も何度も私の感じる皮膚にのめり込む。

いぃっ、あんっ、やぁっ、やぁぁっ・・・

私はいつしか、両サイドのあごの上がしびれる快感で包まれていた。

アソコもぽっかぽかで湿っているのを感じる。

私は、うっとり笑顔で、耳の裏側を犯され続ける・・・。




はぁー・・・っ、はぁー・・・っ、はぁー・・・っ、

あごは動かないので、鼻をあげるようにして、口を開く。


みみみみ、みみがぁ・・・快感なんだよぉ・・・

茜さんが弱いと発言して、そこを集中して攻め続けられた所あたりから、私はオカシくなっていた。

今はもう、とろーん。とろろーん。


茜さん達は、私がトロントロンになったのを確認してから、攻めを止める。

「はひっ・・・はひっ・・・」

甘いしびれが、いつまでもほっぺの裏側で振動し続ける。


「準備期間がずいぶんと長かったけれど、ここまでくれば、耳だけ攻めても、絶頂はいけそうね。

瑠璃さん、例の器具を準備してもらえる?」

「あいっさー」


瑠璃さんが私の後ろに回る。そして、何かケーブルが取り付けられた器具を茜さんに渡し、自信もそれを所持して、私の左右の耳の位置に移動する。


ぼんやり火照っている私の耳の左右に、2人は怪しげな器具を取り付け始める・・・。
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