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触手とクリトリス 3


―― 触手とクリトリス 3 ――

「い、いは、っ、っ、う・・・、う、ぁ、ん、ん、んっ、・・・イ”ク”っ!!」

ビクンと震えてさらに絶頂。愛液をかなり漏らし、部屋がエッチな匂いで満たされてしまう・・・。


びくっ・・・びくっ・・・びくっ・・・。

お股を押さえて喜んだ状態のまま、私はまぶたをそっと閉じる。

何度か絶頂させられた時に気がついたことだが、自分から意識を誘導して絶頂した時は、絶頂後に少しだけ余裕がある。触手の隙ともいえる。

今、それを誘発させて、行動できるチャンスを作った。

・・・イけるっっ!!


カッとまぶたを見開きっ! 箱に飛びつくように体に命令してっ!

きゅぅうぅぅぅぅぅっっ!!

クリトリスが素晴らしい締め付けを受けたっ!!



ひ”ぎょーーーも”の”ぉぉお”ーーーーーーっっ!!!

体全体にすさまじい電気が流れる。あまり気持ちよくはない・・・。

く”ぅ~~~っ! ・・・な、何が何でも、触手は私に行動させたくないらしい。

「あ”・・・あ”・・・あ”・・・あ”・・・・っ」

焦げ焦げプスプス・・・といった感じで、私は布団の上に崩れさり、単発的なあえぎ声を無意識に漏らす。・・・潮を勢いよく吹きながら、絶頂していた・・・。


だが、瞬間的な動作だったため、触手が私に与える刺激は遅延を起こし、結果として・・・右手がひくついていながらも、箱をつかむことに成功した。

もむもむもむもむ・・・。

「あ”へっ! あ”へっ! あ”っ! あ”っ! あ”~~っ!」

もう一度絶頂させられながら、手を寄せて箱の中を覗き込む。

ひらりっ、・・・ぽふっ。

最初に呼んだ茜さんの手紙が、鼻の上に落ちてくる。


もっちもっちもっちもっち。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ!! う、うへ、へ、い、き、き・・・く・・・きゅぅぅ~~~~~っっ!! ~~~~~~っっ!!」

もう相当ダメだ。体が連続して絶頂を起こしている。

頭の中もすっごく嬉しくて、このまま意識がなくなるまで絶頂し続けたいと希望するようになってしまう。

それはだめっ! だめだめだめっ! だぁぁめぇぇ~~~っ!

泣きながら首を横にぶんぶんと振って、布団に転がった手紙をはっきり見つめる。

表はもう見た! 裏ぁっ!!

・・・裏側にも、茜さんのメモ書きが書いてあった。なんか紙の色に合わせて非常に読みにくくなっているが、と、とりあえずメッセージが書かれてるぅぅ~~~。

私の顔がぱぁ~っと明るくなる。


「はぁ、はぁ、ああんっ! んぁっ、んぁ~~」

絶頂の合間を見て、愛液をたっぷり漏らしながらメモ書きの内容を見る。

ーー おまけ。触手は一度動き出すと、意識が吹っ飛ぶまで攻めるのを止めません ーー

・・・・・・。

ああ、狙ってやったな、あの淫乱変態調教悪魔メイドめ。


見づらい文字の存在で気がついた。最初は気がつかないようにして、大変な状態になったところで発見させるようにしてある。・・・いや、発見できなくてもいいのか。

触手が止められないことに絶望しながら連続絶頂を迎えるのか、触手の止める方法がわからないまま絶望して連続絶頂を迎えるのかの違いだ。過程は違っても、考えることと結果は一緒。マルチBADエンディングってやつだろーか・・・。


・・・新しいエッチな性具に釣られやすい私の特性を、上手く利用された罠だった。・・・しかも、最初からこの文字に気がついていても、自慰行為する前の発情中の私なら、同意してエッチしてしまっていたことであろう。

・・・つまりぃ~~、わたしはぁ~~、快楽落ちするまでぇ~~、触手にクリトリスをいじられちゃうんだぁあぁ~~~・・・。

再び触手に揉まれて絶頂しながら、瞳の光沢を徐々に失っていく・・・。



ーー違う。BADエンディングじゃない! そう考えたら向こうの思うつぼだ!

私は、このまま幸せに絶頂し続ければいいんだ! 余計なことに気にせず、ずっとずっと限界まで楽しんじゃえばいいんだぁぁっ!! ハッピーエンドなんだぁーーーっ!! ひゃっほぉぉぉーーーっ!

プラス思考にしながら悶え続ける。瞳の光沢を取り戻し、今度はきらきらと輝かせながら、絶頂を迎える。

「ひぇぇえ~~~ぇぇ~~~にゃぁ~~へぇえぇ~~~・・・」

快感が頭の中で重くのしかかる。手から指、足からつま先まで全部しびれて幸せになってくる。


もぬ、もぬ、もぬ、もぬ、もぬ・・・。

「ぁぁ、ぁ、ぁあぁっ! だめひゃ、ひゃ、にぇ、にぇ、っ・・・っっ、りゃ・・・」

クリトリスがぎゅうぎゅうもみもみ・・・。どこを触っても快楽の電撃が発生するぐらいに性感は成長していて・・・、その成長したクリトリスを全部・・・触手は優しく揉み続ける。亀頭、カリ、裏筋・・・感じるところはぜ~~んぶ。

「あぁ、あぁ、っ、っ、う”あ”っ、あ”ぁっ!!」

ダメでふわぁぁあぁ~~~、おいひいでふわぁあ~~~・・・。

余計な思考はもうない。純粋にクリトリスの快感を楽しみ続ける私。その良さはもー、ワンダフルっ! 嬉しくて嬉しくてたまらにゃぁあ~~い~~~っ!!


「やぁああぁぁあ~~~んっ!!」

びび、び、びくぅっ! びくんっ! びくんっ!

お股を激しく前後に動かしながら、再び枕の位置に顔を戻して、こすり、こすりっ! 赤色の頬を枕にいっぱい摩擦させる。肌に伝わる枕の触感もすごくよくて、なんだかと~っても気持ちが良い。

膣内からは絶えず愛液がポタポタと流れ出ていき、タオルを広範囲にわたり湿らせていく・・・。


「はぁ・・・あ、んっっ、んぁっ、んぁっ・・・!」

触手は攻める。クリトリスに吸いついて、いつまでも、いつまでも、もみもみ、もみもみ・・・揉み続ける。

「はぁ~~~~~~~~っっ!!」

世界がふわっと白くなる。そこから空が見えて、赤と黄色の綺麗な落ち葉が美しく落下していく。


すっごい。すっごい、気持ち・・・良い・・・。

大きな絶頂をする。・・・視力を失い、聴力を失い、嗅覚を失い、味覚を失う。

周りのありとあらゆる出来事を認識できなくなり、自分は深い深~い喜びを得る。心底嬉しい。あはははははは~~~っ・・・。


もっちゅもっちゅもっちゅもっちゅ。

クリトリスは触手の行動によって、想像以上に豊かな快感を作り出す。・・・虹色の泉から温水をわかせ、私という星空に垂れ流していく。

あはぁあぁ~~~。き~も~ち~よしゅぎるぅぅ~~~、しょくしゅしゃん、だめだよぉおぉぉお~~~。

瞳が完全にハート化する。自分がとても深い快感状態に落ちていったことを知る。


暗い・・・。でも、幸せに満ち溢れている・・・。豊満だぁぁあぁ・・・

ふにっとするお肌や、腕、肩、手、お腹、お尻、下肢、足の裏・・・、その全てが快楽を感じるようになる。・・・私がとっても気持ちよくなって、体をちょっと布団とこすらせると、摩擦を受けたお肌の部分がみんな喜ぶ。

ガクブル、ビクブルっ! ブルブルブルっ!

言葉では言い表せないぐらいの素敵な快感だ。体が楽しく震えている。


「にぇぁあぁへぇえぇぇ~~~っっ!!!」

クリトリスから生じたすごすぎる快感が、ぱぁーーっとアソコに伝わって・・・信じられないほどの大きな大きな快楽の波を、私の頭に流し込む。

もぬもむもみもふ。

「うひょぉおおぉ~~~っっ!!」

絶頂する。

「やらぁ、イっはぁ、イっはぁのひぃ、は、は、はら、へっひょうひひゃうぅうぅ~~~っ!!」

脳に淡い雷が走る。さらに絶頂する。

「れ、れ。れひぇ? へはひ、ひもひいぃ? は、・・・ひょ、ひょわへひ、イふ? い、イ、いっ・・・ら、ら、ら、りゃっ・・・! らっっ・・・らめーーーーーーーっっっ!!!」

まさかとは思ったが、三連続でイク。最後はとってもと~っても強い、特大の快楽絶頂。


むにゅむにゅむにゅむにゅっ!

「あ”~~~~~~~~~っっっ!!!」

ふわぁあぁ~~~。

私は絶叫しながら、幸せの世界に・・・ほわほわ~っと・・・飛んでいった。

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