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シックスナインでアクメバトル 1


―― シックスナインでアクメバトル 1 ――

午後、私のお部屋で。

「ねーねー、萌子ー。エッチなバトルしよーよー」

「んーー?」

ソファーに座り官能小説を読んでいる私に対し、友人の桜が肩を揉みながら話しかけてくる。


「萌子とシックスナインで勝負したいのー」

もみもみもむもむ・・・。

「69・・・? なんぞそれー」

「2人でエッチする体位の1つらしいよー。負けた方が何でもいうこと聞いちゃうエッチなバトルなのー」

ぴくっ。

私の耳がほんの少しだけ動く。


「何でも・・・言うことを聞いちゃう・・・?」

くるっと首と肩を後ろに回して、後ろにいる桜に視線をあわせる。

「えっ・・・あ、うんっ」

「つまり、私が桜に勝つと、桜に何でも好きなことができちゃうのっ!?」

「いや、そんなに真剣に迫られても・・・」

「なーんだ・・・その気じゃないのかー」

元の位置に戻る。


「ああ、いやいや、真剣真剣っ! もし、萌子が勝負してくれるなら本気出すよ私っ! だって、萌子をやりたい放題にできるんだもん!」

あわあわしながら、さらっと自らの欲望を漏らす桜。

「ほほぅ。桜・・・乗り気というなら、勝負の内容次第で受けちゃうよっ」

「おおっ! 言ったなー! 負けても知らないよー?」

悪そうに微笑む桜、まるで私に勝てるみたいな表情だ。


しかし、本当にチミはワタシに勝てるつもりなのかね?

むふふふふっ・・・。

私は心の中でひっそりと笑う。

私はこういう勝負ごとが大好きだ。そして、桜には勝てる自信がある。


ひとまず私は、勝負することを前提として、桜のいうシックスナインのバトルの話を聞くことにした。



夜。エッチルーム

私と桜は、浴衣姿で部屋の扉を開ける。

「あらっ、桜ちゃん。萌子ちゃんを釣れたのね~」

メイドの茜さんが部屋の奥でイスに座り、足を組みながら待機していた。・・・桜いわく、今日の茜さんは審判役らしい。私たちに手出しはしないとのこと。


・・・お昼の説明の後、私は桜とのシックスナインバトルを受けることにした。

ルールはわりと単純で、シックスナイン(69)という体位の元、口か手の使用で、もしくは、与えられた性具の使用で、相手を先に絶頂させたら勝ち。というものだった。

また、痛みに伴う攻撃は反則で、使用したら即座に負けの判定をくらうとのこと。茜さんがいれば、脳波測定カチューシャでお互いの状態が測定可能なため、不正はできないようになっている。

公平なルールなら、桜を先に絶頂させることができると思う。私は茜さんにどっぷりと快感を味わわされてきたので、逆にテクニックも色々と知っているのだ! 普通の女性ぐらいなら、アクメぐらいちょろいちょろい。くっくっく・・・。


何しよっかなー。桜をどう調理しちゃおうっかなー。

ここ最近、茜色に染まってしまった私は・・・女性一人を一時的に好きにして良い権利を前に、サドな心で愉悦を感じていた。



「それじゃー、2人とも。全裸になった後、そこの大きなベッドの上に、股間を広げる形で横になってねー」

「はーい」

「イエッサー!」

私たちはそれぞれ、裸の状態のままベッドで横になる。

但し、桜は逆位置だ。桜のつるっつるでパイパンなアソコが私の視界にはっきりと映る。・・・テスターの我々は快眠ベッドで綺麗にされてしまうので、毛1本残っていないのだ。

・・・無論、彼女も同じような視界になっているはず。私のお股を見放題! エロい、エロいよぉ~っ!


「萌子ちゃん、右ひざを曲げたまま、上に曲げてー」

「はいー」

「拘束器具をつけるわよー」

足を広げたところで、具姦「強制開脚具」を太股に装着される。足を開いたまま閉じることができない。・・・アソコが丸見えだ・・・。

桜にも同様のことが施される。

桜のお股も大きく開かれたまま固定されて、お互いが対象の女性器に好きなことができるようになる。目の前にある、いやらしー匂いがするエッチな扉を、これからいっぱい、いじりまくるぞ~っ!


「使用可能な道具は、ローターとディルドバイブ、ローションとティッシュよー」

頭の上に性具とサポートグッズが置かれる。

「2人とも準備は良い?」

「はいっ!」

「オッケーです!」

「よーしっ、・・・アクメバトル、スタートっ!」

試合開始の合図が、茜さんから発せられた。



まずは、クリトリスーーっ!!

私はさっとローターを取ってきて、桜のクリトリスにそれを当ててから振動を開始させる。

桜も女性を攻めるにはまずクリトリス、ということはしっかりと把握しているみたいで・・・私のクリトリスを吸い込む形で、ぱくっと口をお股に食いつかせる。


先制クンニか・・・っ! だがっ、食らえっ! バイブレーション攻撃~~っ!

ヴゥゥゥゥゥゥっ・・・。

手の平を桜のお股に押しつけて、クリトリスからローターが離れないようにした状態で、振動をたっぷりと伝える。

びくっ、びくっ・・・!

おお、効いてる効いてるっ!


・・・ちろろちろちろちろっ!

あひぃぃぃっ!!

反撃で、クリトリスの先端を連続ペロペロされる。舐められていくうちに包皮を剥かれて、敏感なところを優しくも激しく、舐められ続ける。

ぐぅぅぅっ! クンニは効くぅぅぅっっ!!

ぐっ・・・で、でもぉぉっ!!

快感なんかには負けないように気合いを入れて、ローションの入ったパックを、右手で開ける。

容器の中に溜まったローションをすくい上げて右手にべっとり濡らした後、桜のおまんまんの中にぃ・・・ずぷりっ!!


「ん”ひっ・・・!」

膣内に2本の指を挿入されたことで、桜の舌の動きがいったん止まる。だが、挿入だけでは終わらんっ!

ぐにぐにぐにぐにぐにっ!

桜の生暖かいもっちりした空間を、ぐちゅぐちゅとかき乱す。

・・・しかし、それほど効果はない。・・・というか、この攻め、即時性に欠ける。

女性の膣内は感度が鈍いので、すぐに効果はでないのだ。・・・それでも攻めるのは、ひとたび快感に染まればチェックメイトだからである。


ぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅ! ヴィィィィン。

できるだけ早く快感状態になれるよう、最適なペースで膣内を攻めながら、クリトリスにバイブの振動を与え続ける。

とちゅっ! ヴィィィィィン。

「あ”っ・・・!」

思わず、私の口から声が漏れる。

桜は軽く悶えながらも、私の膣内にローターを入れ込んで、スイッチをONにしたのだ。


ヴゥゥゥゥゥゥ・・・。

骨盤の中央で振動が広がる。

ぺろぺろぺろぺろっ!

その上でクンニ攻撃っ!

「あっ・・・あっ・・・あっ・・・!」

ふとももが拘束具でがっちりと固定されて、お股が閉じれない状態にされるその攻めは、かなり気持ちが良く・・・私の顔はとろみを帯びてしまう・・・。


・・・ーーはっ!!

気持ちよさに浮かれて、桜の膣内でかき乱していた右手の指が止まっていたことに気がつく。

いけないけないっ! テクニックなら私の方が有利なんだから、安定して攻めれば桜なんかには絶対負けないっ!!


くらえぇぇっ! 茜スペシャルうぅっ!!

勝手に命名した、女性を狂わせる茜さんの手マンテクニックを、桜のおまんまんの中に徹して与え続ける。

だけど、桜は思っているほど動きを鈍らせない。効いてはいるはずなのだが・・・彼女をよがらせるほどの決定打にはならない。


くぅぅぅっっ! なんでそんなに動けるんだぁっ!? 私、かなり気持ちよくなれる感じで、手マンしているはずなのにっっ! 桜よりテクニックが上なはずなのにぃぃっっ!!


・・・んっ? っーーーーっ!!! あ。そ、そうだぁっ・・・!!

そのとき、大変重要なことに気がつく。

そう。・・・性器の感度も、私の方がかなり上なのではないか、っということに。

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