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桜 対 催眠調教機姦 2


―― 桜 対 催眠調教機姦 2 ――

その時、ハッ時がつく。

・・・私、もうすでに催眠にかかりつつあるのではないのか!? と。


「いや、いやっ! いやっっ!! いやぁぁぁあ~~~っ!! 萌子との超絶淫乱エッチの記憶が隠されちゃうのはっ、何が何でもいやぁぁぁぁああ~~~っっ!!!」

私はとにかくもがいて、自分にこれ以上催眠攻撃を受けないようにする。


「おー。ここで急に気がつくとはね。でもー・・・その意志、どこまで持つかしら? もう桜ちゃんは結構な催眠の浸入を許してしまったから、覆すのは相当困難よー。それとサービスで、電マも桜ちゃんがもっとも感じる感度にパワーアップしてあ・げ・る」

ヴィィィィィィィィ!!

「ん”あ”ーーーーーーーーーーっっ!!!」

おひゃひゃはぁっ!! で、でででで、でん、電マぁ・・・。


何も考えられない。頭の中がハートだ・・・ハートとしか言いようがない・・・。

ヴヴヴヴ!! ヴィンヴィンヴィンーーーーっ!!

「うあーーーーーっっ! うあぁぁああぁぁっっ!! うあーーーーーーっっっ!!」

「そおれ、落ちちゃいなさ~い! 気持ちよくなっちゃいなさ~~い! 桜ちゃん、わかる? 桜ちゃんが気持ちよくなる度に桜ちゃんの意識がぼーっとなっていることが」

えへへへへへぁぁあはっっあはっ・・・。

ひゃぁぁああ~~~。

茜さんに言われて少しだけ気がつく・・・。私は気持ちよくなる度に、だんだんと自分の身に何が起きているのか理解できなくなっていくことに・・・。


ヴィィィィッ! イイイィィィッ!!

「あ”ーーーーーーっっ!! あ”ーーーっ! あ”ーーーっっ! あ”ーーーーーーーーっっ!!!」

イってるぅぅぅーーー!! イってるってばぁぁぁぁっっ!!

ああぁぁ、ぁ、ああぁぁ、ぁひ・・・。

意識がそがれていく。・・・気持ちよくなったら負けちゃうとわかっているのに、体が否定してくれないぃぃ・・・。どんどん気持ちよくなっていく・・・。

そういえばぁ・・・今もディスプレイとヘッドホンとガス注入器で、さらに強い催眠状態にさせられているんだぁ・・・。

こんな状況でぇ、耐えられるわけ無いよぉ・・・。もう無理だよぉぉ・・・。電マが気持ちよすぎるぅぅぅ・・・。


ヴィンヴィンヴィン。

茜さんは、電マを私のお股にぐっと押しつけたまま、私に話し続ける。

「んふふー。桜ちゃんは今の絶頂でー、自分の心の防壁に穴が開いちゃったみたいねー。そうなっちゃうと、後はゆっくり穴が広がって・・・催眠効果がずーっと桜ちゃんの体にしみこんじゃうんだから~。

でもね、お姉さんやさしーから、桜ちゃんを応援してあげるわよ! ほらしっかりっ! 萌子ちゃんとの大切な記憶を必ずお持ち帰りするんでしょ? ここでがんばれば、もしかしたら何とかなるかもしれないわよ!」

そ、そうだぁあ~~っ! 私には大切な記憶がぁぁ~~~っ!


ヴィィィィン!!

「いやぁああぁぁぁぁ~~~っ・・・あ~~~~っっ・・・落ちたくないぃぃ~~~っ・・・催眠で、落ちたくないいぃぃぃ~~~っ」

ヴィィィィィィィン!!

「わたひ、がんばるぅぅ~~~っっ! がんばるぅぅぅぅ~~~っっ!!」

ヴィィィィィィィィィン!!

「ひぐゆぅぅぅぅっっ!! ぐぅぅぅ~~~っっ!!!」

・・・ふわぁっ!

「あ”・・・っ」

そのとき、強烈な幸福が舞い上がってる。・・・あまりにも強烈すぎて、止めることができなかった。


「う”・・・ぁ”・・・へ・・・」

一気に意識が欠けていく。

気持ちよくなってはいけないのに、気持ちよくなってしまったからだ・・・。

前にかけられた暗示が強力な効果を及ぼし、私は闇に落ちていく。

・・・ごめんなさいぃ、私ぃぃ。無理・・・。やっぱりぃ、電マには勝てなかったよぉ・・・。えへ・・・えへ・・・。


がくっ・・・。


その後、数回に渡り気持ちのいい絶頂を起こす。絶頂する度に電マの刺激は弱くなっていき、気持ちがだんだん安らかなって、さらにぼーっとしてくる。

あへっ・・・あへっ・・・。

なんだかぁ・・・大切なことを・・・覚えておかなきゃいけなかったような気がするんだけどぉ・・・気持ちよくて・・・よくわからないぃ~・・・。


ヴゥゥゥゥゥゥ・・・

弱くても・・・お股を振動されちゃうと・・・私は気持ちよすぎて・・・うへ、うへへ・・・。




・・・そんな時、そっと萌子の声が聞こえてくる。

「桜・・・聞こえる・・・?」

萌子の声はとても落ち着いていて、私はそれを聞くと、心がより安らかな気持ちになっていく。


「桜はね・・・ぼーっとしてくると・・・ねむーく、ねむーくなっていくんだよ」

はい・・・わたしは・・・ねむーく、なっていく・・・。

萌子が優しく言うことだもん・・・そうに決まっている・・・。


「ねむーくなると、さらに意識は落ちていき・・・」

おちていき・・・

「ゆったりしたきもちになれるの・・・」

ゆっくり・・・ゆっくり・・・

「何も考えられず・・・ぼーっとしてて・・・しあわせ・・・」

そうか・・・しあわせかぁ・・・

「ぼーっと・・・ぼーっと・・・」

ぼーっと・・・ぼーっと・・・

・・・。




「どぉ? 桜ちゃんの深層心理は開いたー?」

茜は、催眠器具が正常に作動し、桜が動かなくなったことを確認してから、神楽に尋ねる。


「少しだけな。彼女には萌子君の音声が最も効くみたいだな」

「桜ちゃん、萌子ちゃんが大好きだからねー。・・・それで、深層心理が開いたら、どんどん入り口を広げていってね」

「それはもう行ってる。数分後には、色々と心の奥に軽い情報が詰め込めるようになるだろう」

「おっけー! 桜ちゃんの催眠データは、黒鉄さんからもらっているから、そのデータを元に可能な限りの最高深度まで落としましょう。

そうしてから、継続的に催眠器具で強制催眠を十分にかけて、桜ちゃんを完全な催眠状態に落とし込めば、暗示もかけ放題ね。

・・・うふふふふっ、あんなにも萌子ちゃんとの記憶を封印されるのは嫌がっていたのに・・・桜ちゃん・・・ちょろいもんねぇ」


茜は、大変嫌がっていたのに、あっけなく催眠落ちしてしまった桜の顔を見て、大きな愉悦を得る。その間も桜は催眠機姦によって、さらに強く催眠をかけられていく・・・。




・・・しばらく経過した後。

私に取り付けられた催眠器具は取り外され、拘束具を解除される。


・・・私はうっすらと目を開け、私の目の前に立っている茜さんを眺める。

・・・世界がクリアだ。澄み切っている。

見るものが美しく・・・聞こえるものが心に響く・・・。

そう・・・私の体は、安らかな幸わせで満たされている・・・。この状態であることが嬉しく、この状態であり続けたい。


「桜ちゃん・・・聞こえるー?」

茜さんの声がゆったりと聞こえる。こくっとうなづく。

「桜ちゃんはこれから・・・今日実験であったことを・・・すべて思い出せなくなるわ・・・」

「はい・・・」

「全く思い出せない・・・」

「全く・・・思い出せない」

「記憶から呼び出せない・・・」

「記憶から・・・呼び出せない・・・」

なんとなく私は復唱し、それが体で認識される。


「ただし、私が「モエサク!」と言ったときだけ、貴方はこのことを思い出すことができるの・・・」

「はい・・・」

「さぁ、桜ちゃんは眠くなる・・・」

「はい・・・ねむ・・・く・・・」

「目が覚めると・・・昨日の夜のことは、きれいさっぱり・・・覚えていない・・・」

「目が・・・覚めると・・・覚えて・・・いない・・・」

「ねむーく・・・ねむく・・・」

「ねむー・・・く・・・ね・・・」

「ねむーく・・・ねむく・・・」

「・・・く・・・・・・・」

「ねむーく・・・ねむく・・・」

「・・・・・・」


そして私は、心地よい眠りの闇にゆっくりと落ちていった・・・。




・・・。

「らー・・・」

ゆさゆさ、ゆさゆさ

「う・・・う~ん・・・」

「桜ー、起きる時間ですよ」

「あ・・・ふぁ~~い・・・」

私は快眠ベッドで目を覚まし、半目の状態でメイドの黒鉄さんを眺める。


「どうしましたか?」

「いや・・・なんだか、とってもとっても良い夢を・・・見ていたような・・・見ていなかったような・・・」

「夢はそんなもんですよ。桜。・・・さ、朝の支度をしましょう」

「はぁーーい」

私はニコッと笑うと、快眠ベッドから起きあがり、朝の試作を始める。


・・・それにしても、なんだかとても気分がいい。きっとすごく良い夢を見ていたんだと思う。

今日も良いことがありますように! ・・・欲を言えば萌子と一緒に濃厚なエッチができますように!

鏡に映る自分と同じ顔の笑顔の女性を見ながら、私はそう願うのであった・・・。
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