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ラヴラヴテディベア


―― ラヴラヴテディベア ――

夜。

私は下着姿のままソファーに座り、のんびりと足を動かしながら、口笛を吹いていた。


「おまたせー! 萌子ちゃーん!」

スケベメイドの茜さんが部屋に入ってくる。今日は腰に大きなバッグを付けており、さらに、大きなプレゼントボックスを持って来た。

「な、何ですかそれは!?」

あまりの荷物の多さ・・・というか、その大きなプレゼントボックスに私の目は釘付けになる。

「これねー、萌子ちゃんへのプレゼントー」

どすん!

プレゼントボックスを部屋において、箱を閉じているリボンをほどいていく。


私は興味津々で、その大きなプレゼントボックスに近づく。

「ほ、本当に私のプレゼントですか?」

「そうよー。いつもエッチな器具のテスター頑張ってもらっているからその感謝の気持ちを込めて、私からプレゼントよー。さ、リボンはほどいたから、中身は萌子ちゃんが確認してね」

「ほぇー・・・」

茜さんは、開けてみてねという感じの手の仕草を見せる。

私は目をきらきらさせて、大きな箱に手を付けて持ち上げる。


んーーっっ!!

ぜんぜん動かない。

「あら、セロハンテープを外すの忘れていたわ~」

茜さんは、ごめんねっといった態度をとり、ささっとテープを外していく。

・・・。

き、気を取り直して、もう一度開けてみよう。

箱を持ち、今度こそその大きなふたを開ける。


ぱかーんっ!! こ、これはぁぁぁっ!!

箱の中にふかふかの人形があることを確認する。それを手で持って取り出す。すると、大きな熊のぬいぐるみが出てきた。



「かわいーーーっ! かわいいっ! かわいいっ! きゃわわわっ!」

私はその大きな熊のぬいぐるみ・・・、テディベアを抱き抱えてソファーに座り、自分の体をぬいぐるみにこする。

いい感触だ。もこもこしていて愛らしい。


ちょっと熊さんを自分から離して眺めてみる。

つぶらな瞳、整ったかわいい顔、黄色と白と茶色が混ざったボディ、愛らしいデフォルメのかかった手と足。

めっちゃかわいい! たまらーん、たまらーーーんっ!!

改めてぎゅっと握る。熊さんが窒息してしまうぐらいに私のおっぱいに顔を押し当てる。


「気に入ってもらえたかしら?」

「ほんとーにっ! ほんとーにっ!! これを私にくれるんですねっ!! 2度と返しませんよ!?」

私は顔をつやつやで潤わせながら、むはーっと荒い鼻息をたてて、茜さんに再度問いかける。

「・・・・・・」

「な、何で黙り込むんです!? はっ! もしや自分用に買い溜めしておいたぬいぐるみとか!?」

「いや・・・その・・・。萌子ちゃんが、そんなにも子供のように喜ぶ思っていなかったから・・・」

茜さんは、口元に手を当てて汗を垂らしながら、顔を少し斜めにさせる。


「・・・」

笑顔のまま、それを聞いて動かなくなる私。だが、

「いいですもんっ! 子供に見られてもっ! 熊さん可愛いですしっ!!」

うへへへーっ。ぐりぐりぐりぐりー。

指摘されたコンプレックスを無視して、熊さんを抱きしめて、ほっぺを押しつけながら、自分の世界に入り浸る。

「うーん。相当だわねー・・・。それ一応、機姦なんだけど」

「・・・。へっ? これがっ?」

茜さんの意見を聞いて驚いた後、熊さんを離して見つめ直す。

どこからどうみても普通のぬいぐるみであり、ただの可愛いテディベアにしか見えなかった。




「本当はね、今日はこの「ラヴラヴテディベア」の動作確認調査実験をしておきたかったのよ」

茜さんは。私からひょいっと、熊さんを取り上げる。あーっ! 私の熊さんがぁー!

その後、背中にある謎のボタンを押してから、私の太股の上にぽんと置く。


すると、熊さんは動きだし、テクテクと歩き始めた。

おおっ!!

かわいらしい熊さんがテクテクと歩くことに感動を覚える。熊さんは私の股間のそばにやってくる。


はむ。

その柔らかそうな口で、私のパンツに食らいついてアソコをはむはむと動かす。

「・・・えーと」

はむはむ、はむはむ。

なんか股間をかわいらしい熊さんにはむはむされて、気持ちいいんですけど・・・。


「ね、機姦って言ったでしょ。萌子ちゃん、今日はこの玩具に一度軽く絶頂させられてみてねー」

「ええっ・・・あっ。だ、だめ・・・くまさん・・・」

熊さんは可愛らしく、一生懸命に私のおまたにエッチなことをする。

それを見て、自分のおまたがいじられているというのに、より一層、熊さんに愛らしさを感じる。


「ちょっ・・・あっ・・・や・・・パンツが汚れちゃうっ!」

「とはいっても、エッチに関しては、はむつく機能となめる機能しかないから物足りないかもしれないわね」

茜さんはそう言いながら、私のブラジャーをくいっとつかみ上に移動する。

「な、何を・・・」

「もう後2つ、小型のラヴラヴテディベア用意してあるのよー。こちらも使いましょう」

茜さんは腰に付いているバッグから、おまたを攻めている熊さんよりそこそこ小さい熊さんを2匹取り出す。

それらの電源を入れて、私の胸に近づける。




「あああぁぁぁ・・・」

唇をふるわせて愉悦に浸る。

私は、ソファーから崩れ落ちて、床の上で、ひくっ、ひくっと震えている。


おまたには、熊さんががっしりしがみついて、ぱくぱくとアソコを動かし続ける。

両乳首には、ぱくっと食いついた二匹の小さな熊さんが、おっぱいを両手で摘みながら、口の中にある舌で私の乳首をペロペロとなめ回している。

合計3匹の熊さんが私の体に抱きついて、エッチなところをぺろぺろぱくぱくしている。エッチなところを刺激されるのが気持ちいいが、熊さん自身のボディも肌にこすれるともこもこしていていい気分。


「やっ・・・ちょ、ちょっとぉ・・・っ」

小動物にエッチないたずらをされている感覚に陥る私。可愛いのにそんなことしちゃだめだよぉ・・・。ひゃんっ!

はむはむ、はにゅはにゅ。

あ~~っ。3点攻めは気持ちいいー。

可愛らしいぬいぐるみの熊さんたちに逆らうことができず、いいように感じるところを口で攻められる。


どんどん快感が頭の中にたまる。

体が震え、頭の中が発情していき、体をくねらせて背中に快感を覚える。

くまさんだめぇぇっ・・・。

胸からどかそうとしてみるが、しっかりと抱きついていてなかなか離れない。その最中もはむはむされて、体をふるわせると、手に力を入れることが難しくなり、そのままさらにはむはむされる。


「かるーくイクだけでいいからねー」

「茜さーん! こここれれ・・・あっ・・・これぇ・・・」

「これって言われても・・・」

「あん・・・あん・・・ああんっ!」


顔を赤らめ、笑顔で体を少し丸める。熊さんたちはそれでも賢明に私の感じるところを攻め続ける。

あはっ・・・。

もーだめだー。頭の中がエッチされることに喜びを感じ初めて、否定する気がなくなる。むしろ、このままイかされてしまうことに期待を持ち始める。


くにくにくにくに。

「にょあーー・・・」

はぐはぐ、はふはふ。

「あうっ・・・あうぅ~~っ・・・」

おまたがじわーっと濡れてくる。

うっとりとした気分で、ぽーっとして、徐々に、徐々に追いつめられていく・・・。


「あひっ・・・ゃ・・・き、きもちいい・・・」

3カ所も同時にやさしく攻められてしまうと、ふっわふわのとろとろになってくる。美味しい。体がおいしぃよぉ・・・。

体がじんわりしてくる。目が上に向かい、体の中の快感をより感じるように落ちていく。

おっぱい吸っちゃだめぇ・・・。そんなことされると気持ちよくてすごくだめぇっ・・・。あっ、あっ、あっ、あ~~~っ・・・。


うっとりとした顔で、床の上で悶える。

手を後ろに置き、背中を曲げることで腰を起こすが、胸にいる熊さんたちはおっぱいから離れないように愛らしい手で抱きつきながら、乳首をペロペロとなめ続ける。

「いぃぃ・・・はあっ・・・あぁ・・・っ」

気持ちよさに負けて体をふるわせながら、床にべちっと倒れ込む。


い・・・イクっ。

「ん・・・っ・・・あ・・・」

わたし、イク~っ! 熊さんになめられてイク~っ!! 

「あっ、あっ、あっ・・・」

ぺろぺろされてイっちゃうぅぅ~・・・!!

「ふぁぁぁぁぁぁぁっっ・・・・・・」

そして、抱きつく熊さんたちに攻められながら、ゆっくりやさしく、私は絶頂してしまった。




私は絶頂中で、体をふるわせながら、幸せになっていた。


「はーい、お疲れさま」

茜さんは、私に抱きついている三匹の熊さんたちの電源ボタンをぽちぽちと押していく。

熊さんたちは、私に抱きつくのをやめると、ぽてぽてと転がり落ちたあと、普通のぬいぐるみに戻る。


しばらくした後、私は起きあがると、テーブルの上に置いてあった一番大きなテディベアを抱き抱えてソファーに座り直す。

「あら? その子はエッチな熊さんなのよ?」

「可愛ければ正義なのですー!」

えへへーっと、にこやかな顔で熊さんを抱きしめる。ちょっとエッチな機能があっても気にしない! だって、可愛いのだから。


そうして、今日の調査実験は終了した。




しかし、後日・・・。

「返しなさーい!」

「いーやーだーっ!」

「昨日のは冗談だったのよーっ!!」

「知りませんーーーっ!!」

私は、返すか返さないかで、茜さんとのテディベアの争奪戦を行っていた。
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