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もーもー搾乳体験機 1


―― もーもー搾乳体験機 1 ――

夜。

私は牛さんのコスプレをして、実験室内で待機している。

頭にはやわらかい偽物の角の角が付いたバンド、首輪には垂れ下がる大きな金色のリング、そして体には白黒の牛の模様が施されたスポーツブラジャーにパンツ。

胸の方は保護する物がいっさいなく、おっぱいの周りだけブラジャーが広範囲で肌を覆っている。そのため、必要以上に私のおっぱいが強調して、ぽよんと丸見え状態で出現している。


「だいたいこんな感じかしら」

茜さんがにっこりしながら手持ちの大きな鏡をその辺に置く。今まで私のエッチな牛さんコスプレを写していた。

今日は、何やら搾乳体験機というものを用いるらしく、「どうせならコスプレしてよ~、ねっ萌子ちゃん~」などとメイドが私におねだりした結果、しょーがなく私はこんな格好をしている。うん、実にしょーがない!


「それじゃあ、こっちに来てね」

こっちこっち、と手招きされる。もーもー萌子な私は、そちらにぴょこぴょこと歩いていく。

部屋の奥に移動すると、人一人収まるぐらいの大きな直方体の黒いフレームに、マットがしかれた調教器具らしきものが私の視界に映る。

前方には搾乳機のような棒が2本、中央には腰を巻くベルト、後方には太股を拘束できそうなベルトが4つほど置かれている。


「これからここで、萌子ちゃんは一時的にもーもーさんになって、疑似搾乳体験を行うのよ~」

「相変わらず、すごく興奮させるような器具ばかりですね・・・」

「あら、だって開発器具は売るために作られているんだから。AV業者だろうが、お金持ちだろうが、とにかく欲しいと思わせるぐらいの機姦じゃないとだめなのよ」

「な、なるほど・・・」

妙に納得する。原則、ここの施設の機械は、私が興奮を覚えない機姦でないとダメということなのだろう。


「準備はいいかしら? 実験器具を取り付けるわよー」

「あ、はい」

茜さんは、まず厚みのある、顔の下側全体を覆うようなタイプのベルト構造をしたマスクを、私の口に当てて、後ろに回す。頭の後ろで器具を固定して、そのマスクは私の口から離れなくなる。

これは・・・? と、そう口にする。

「もーーっ?」

・・・!? なんかしゃべったことと違う、私の声が外部に聞こえてるっ!?

「これはね、機姦「もーもーボイス変換器」。人の声を極力、牛さんっぽい声に変換するお遊びアイテムよ」

「も、もぉーーーー」

な、なんとまぁ、と、述べたのだが見事にボイスが変換される。驚き。


「これをつけている間は、萌子ちゃんはもーもーさんなのよ? わかったら、もーーと答えてね」

「もーーー」

否定しているのだが、強制的に声が変換されてしまう。
顔が赤くなる。私、本当にもーもーさんかもしれない・・・。そんな気がしてしまう程に、この器具はそういう役割を私に演じさせる。

「わかったら、この器具もつけちゃいましょ~。もーもーちゃん」

茜さんは意地悪そうに、次の器具をとりだす。私が否定したのわかってるくせにぃー。

そう思いながら、器具を見る。次は、とても大きなブラジャーの形をした道具のようだ。それを私の完全露出状態の両胸にかぽっととりつける。


私のおっぱいにその器具が装着されると、内側がぐにっとがへこむ。内側は柔らかいクッションのような材質でできているようで、とても肌心地のよい感触だ。

「これは、機姦「疑似搾乳体感機」よん」

そう説明しながら、疑似搾乳体感機についている複数の厚いベルトを私の背中や脇を通して、背中でガチンと結合させる。しっかりと装着されて、こちらも私の力では外せそうにない。


「これで装着器具は以上よ。実験を始めるから、フレーム状のボックスの内側に、4つんばいの体勢で入ってね」

「ん、んもぉ・・・」

4つんばい・・・4足歩行・・・。まさに獣のポーズ。

そんな体勢で、疑似搾乳体験機の中に、私はペタペタと4足歩行で進みながら入りこむ。


私がその中に入り込むと、茜さんは、私の太股と足首の位置に、中に置いてあった拘束ベルトを取り付ける。装着が終えると、次に腰に厚みの帯びた拘束具を巻き、それを上部の鎖と連結させる。

さらに首の裏側と搾乳体験機の裏側にも鎖をつなげる。
この接続により、私はバックスタイルのままその場からあまり動けなくなる。


「も、もぉぉ・・・」

「おまたせ。最後に搾乳機もつけちゃいましょう」

茜さんはパタパタと歩いて前にやってくると、ぶらんぶらんと垂れ下がっている、私に装着された搾乳体験機の中央の蓋を2つとも、きゅぽんと取り外す。

私の乳輪と乳首が中から姿を見せる。そこに棒状の搾乳機を接続する形で取り付ける。

ぬちゅっ。

「もぉ~・・・」

乳首に搾乳機が吸い付く形でくっつく。中が、人の手のような触覚の物質で包まれていて、それが乳首を引っ張る。すこしだけ気持ちよくなる。

「気持ちよかったかしら? これからもっと気持ちよくしてあげるからねー」

私のほっぺに、ちゅっ。

「手は、前にぶら下がっている棒を掴んでもいいし、そのままマットに着くようにしていてもいいわ。それじゃ、搾乳体験、始めましょ」

「も、もぅ・・・」


そして、今日の実験が開始される。



ヴィィィィン。

搾乳機になぜか付属しているバイブ機能で、私の乳首に振動が送られ続ける。

「もー・・・もー・・・」

しばらくこの状態で放置されており、だんだんと頭の中に快感が溜まっていく。


ヴィィィィィン。

「も・・・もぉぉぉ~ん・・・」

茜さんはイスに座って、私が絶頂するまで様子を見ている。

私は鎖をチャラチャラとならしながら、おっぱいを軽く上下に動かし、乳首の刺激を感じ続ける。


ヴィィィィィィン。

とろとろになってくる。このまましばらく振動させられるとイっちゃうよぉ・・・。


そんなうっとりする牛さんの私を確認してから、茜さんは立ち上がり、小型タブレットを片手に持ちながら私のそばに寄ってきて説明を行う。

ヴィィィィィ・・・。

「今日萌子ちゃんに取り付けた疑似搾乳体験機はね、その名の通り、お乳がだせない人でも、外部から低出力の電気的刺激を行うことで、母乳を搾り取られる快感を味わえるようにした機姦なのよ。

ちなみにこれ、母乳を搾り取られる感覚より、さらに気持ちいい感じらしいのよ。正確さより、気持ちよさに特化させた機姦だからねぇ。

さらに! 萌子ちゃんは乳房内部にマイクロマシンをたくさん仕込んであるから、それを連動させることで、とってもハッピーな気分で搾乳される体験を得ることができるわ! ということで、電源入れるね」


搾乳機の振動が止まる。

そして、搾乳機と疑似搾乳体験機とマイクロマシンが連動して、私のおっぱいに微弱の電気を流し込む。

「もっ・・・!!」

おっぱいのなかで何かが溜まっていく感じがする。内部電流に神経を刺激されて、そんな風な感覚に陥る。

びーーーーー。

おっぱいの中が軽く痺れる。気持ちいいというよりは、何かがチャージされている感じ。母乳出す人って本当にこんな感じ方しているのだろうか?

おっぱいがふるえつづける。どちらかといえば、搾乳再現より、おっぱい表面の周りの部分の方がびりびりしてきもちがいいのだが・・・。


びーーーーーー。

なんか、おっぱいの中にエネルギーがいっぱい溜められている・・・。だ、出しちゃいたい・・・。変な気分だよぉ・・・。

「もー・・・」

電気の刺激パターンが切り替わる。

今度は搾乳と言うより、明らかに私が感じるような性感帯を刺激する形で、電気が流され、筋肉が勝手に動く。


ふぁああああ・・・っっ!!?

おっぱいが激しく震える。乳首の位置に搾乳機がぶら下がり、あちこちに移動しながら、私の乳首を刺激する。

びびびびびび・・・。

「もぉぉぉぉぉおおおっっ!!」

「やっぱり搾乳の感覚より、単純に乳首の性感帯を全部刺激する方がいいわよね。さ、ミルクを出しちゃう気分で、絶頂しちゃいなさいな」

おっぱいの中があぁっ・・・!! きもちぃぃぃーーー・・・っっ!!


びびびびびび・・・。

笑顔になって首を横に振る。

「もぉーーーっ!! もぉーーーーーっ!!」

まるでおっぱい内部に強烈な媚薬でも注入されてしまったかのように、疑似搾乳体験機の電流攻めで弄ばれる。

「もほっ・・・もほっ・・・」

胸の中に詰まったエネルギーが外に放出しようとする。

それに合う形で、私も絶頂の波が訪れる。


くぅいーーーん。ちゅっちゅっちゅっちゅっ、

搾乳機が電流を止めて、吸い出し攻撃を行うようになる。

こりこりの乳首が、まるで、おっぱいをしゃぶっている子供のように攻めてくる。

「もももももももっ!!」

腰を振る。背中を左右に揺らして、搾乳機からのがれようと動かすが刺激は止まらない。そしてーー


「も”ーーーーーーーっっ!!!」

溜め込んでいたおしっこを放出するような快感が、胸の中で走りつつ、私はオーガズムに達する。
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