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強制柔軟運動でぐにゃー


―― 強制柔軟運動でぐにゃー ――

今日も美味しく朝食をいただく。

そして、朝食後。

「それじゃ、運動するために、これに着替えてね」

茜さんは、私の部屋のクローゼットからなにやら、柔軟性の強そうな服を取り出す。

ピンク色のレオタードだ。かわいい。というか、前にはそこに何もなかっただろ! いつの間に増えたんだ!?

つっこみはよしとして、レオタードって着るの初めてだな。水着に近い感覚だろうか?


大きさは思っているより小さい。だが、こういう運動系の服は、結構延びたりするので問題ないのであろう。

そう考えながら、茜さんに渡されたレオタードを上の穴の部分に、足を入れて、服を上につり上げ、手を両サイドの穴に通して、レオタード姿になる。レオ子だね!


そして着てみてわかるが、食い込みというか内側に掛かる力というか、なんかすごい。胸、乳首、腹、腰、お股、お尻、服が当たるところが、ぜーんぶ、きゅうきゅうに締め付けられてる。サイズを間違えてるのではないかと疑いたい。意図的にやってるのだろうけど・・・。

「うーん、レオタードの萌子ちゃん、破壊力120%ねぇ。すごく似合ってるわよ」

茜さんは、手を口で押さえ、顔を赤らめて、私のレオタード姿に誉めてくれる。似合ってるのかー。うれしいな!


私は洗面所に行って、私のレオタード姿を見てみる。

うはっ、めっちゃ綺麗。





私は身長が問題であるものの、ボディはかなり魅惑的だと思ってる。胸はしっかりあるし、腰の曲がりも結構いいし、お尻も出てる。

実はこれ、自分でのエッチのしすぎで、徐々に体がこーなってしまったのだが、それは誰にもいえない・・・。単に発育したってことにしている。

しかし、レオタードって、ボディのラインをすごく強調してくれるんだな。ピンク色も相まって、この姿の私はとってもかわいく鏡に写ってる。にへっ。


自分閲覧を堪能した後、部屋に戻る。茜さんがすっごい笑顔で、ふらふらしている。あんたどんな状態やねん・・・。


「さ、準備できたみたいだし、運動場に行くわよ。私についてきてね」

「はーい」

元気よく返事する。私はノリノリだ。

逆に茜さんはふらふらだ。大丈夫だろうか?





快楽機関研究所 3F 運動フロア

「おじゃまするわよー」

トレーニングジムの受付のような場所に来た。

受付のところから、一人のお姉さんがこちらにやってくる。

「茜さん、こんにちわー」

その女性は、体育のお姉さん、という表現がふさわしい、ジャージを着た、いかにも運動できそうな感じであった。





「あ、その子が、例の新入りですか!」

「そう、例の新入りよー」

例のってなんだ? 例のって。


「噂は聞いていますよ。萌子さんですね。私は体育担当の美鈴ともうします。以降よろしくお願いします」

「はい、美鈴さんですね、こちらこそよろしくお願いします」

ぺこり。と萌子はお辞儀をする。

しかし、噂ってなんだ? あの・・・まだ私ここに来て数日しか経っていないんですけど。


「それじゃー、萌子ちゃん。後は美鈴さんの指示に従って、運動してきてねー」

茜さんはそういうと、パタパタと、フロアから出ていった。


・・・えっと・・・。

・・・茜さんがいないとなんか不安だな。


「それでは萌子さん。こちらについて来てください」

「あ、はい」

とりあえず、美鈴さんについていくことにする。




部屋を移動すると、そこは、一般のジムの運動するための機械がたくさんおかれている所であった。

私は、3回ほど市の格安トレーニングジムを利用したことがあるので、一応、視界に移る機械のうちの7割は、基本的な使い方だけはわかる。

みんな女性だ。服装には、ばらつきがあるみたい。

ふつうの体操着、ブルマ、レオタード、おむつ、下着姿、運動選手の服。等々、皆さんいろいろ個性的な服を着て運動しているようだ。

ひょっとして、ここ、着る服は自由ではないのだろうか? とすると、レオタードを選んだのは、実は茜さんの趣味だったりして・・・いや、まさかね。


「萌子さん、こういう所の施設の利用の仕方は、わかりますか?」

「あ、はい。3回ほど経験があるので、おおよそわかります」

「はい、では、説明の方は省略しますね。この場所の運動機器の使い方は、一般のものと大体同じです

それで萌子さんには、まずは基本的な体力を付けてもらおうと思います。こちらについて来てください」

そういって、部屋の中を移動する。


なんか、みんなうれしそうに運動してるなぁ。

私は、読書派の人間なので、あまり運動には興味がないのだが・・・。そんなに楽しいものなのだろうか?



その後、私は、美鈴さんに案内され、部屋にあるトレーニング器具を順番に使用していった。

どの器具も、数分程度しかやらなかったので、体力アップが目的と言うよりは、どこの筋肉がどれくらい発達しているかを測定するためのものであると思う。


その後、冷水機で水を飲み、休憩マットでごろんごろんしていて、運動とあわせて合計2時間が過ぎる。

程良く汗をかいていて、ぽっかぽかな、ポカ子になっていた。

たまーに、男の人も練習もしくは、閲覧にくることがあるのだが、だいたい私に見とれていた。


脇から、足から、胸から、お股から・・・。私の運動後に生じる、むわーっとするぽっかぽかの萌子臭にやられてしまったか、私のレオタードに悩殺されたか、はたまたその両方か。やっぱり私って罪な女だ。

それと、もし、身長の低さが気に入って見ていた奴がいたら、ロリコン爆発しろ、と内心に付け加える。


ごろんごろんして、その辺に汗の上記をたっぷりまき散らしながら、どうでもいいことを考えてみる。そして、天井を見ていら、視界に美鈴さんの顔がひょっこり現れる。


「萌子さん。もう、機姦による実験は体験されましたか?」

「あ、・・・はい」

「それじゃ、後半はこちらにきてください」

・・・?

なんだろ?

がばっと私は起き上がり、すとんっとすぐに立つ。

そして、言われるがまま、私は美鈴さんにつれられ、特別強化室、っという部屋に案内される。




なんだこれ? なにを強化するんだ?

部屋の中に入る。ちょっと広めだが、マットが3枚強いてあるだけで、特になにもない。

特別強化というのだから、なんかもっと、こう・・・。すごいトレーニングマシーンでも出てくるのかと思ったが、そうでもなかった。


美鈴さんが扉を閉める。

がちゃ。隣にある機械に何か入力して、扉に鍵をかける。

ん? 何故に鍵?

「あのー、何で鍵を・・・?」

「特別強化、ですからね。ほかの子に知られたくないんですよー」

は、はぁ・・・。

私はポカーンとしている。美鈴さんは、その辺にかけてある大型のタオルをマットの上にしく。なにをしているんだろうか?


美鈴さんが、私の手をぎゅっと握る。

「萌子さん! 先の運動データでわかりましたが、あなたには結構、運動の才能があるんですよ!!」

目をきらきらさせながら、唐突になんか言われる。


「誰にも気がつかれずに、一生開花することのない花の種・・・。とても、もったいないじゃないですか。

そんな子の才能を開花させるために! この特別強化室があるのです!」

は、はぁ・・・。本日2度目のはぁ・・・だ。


「そんなわけで、私と一緒に! 私が予想する萌子さんの運動の才能を、ともに開花させましょう!」

なんか、美鈴さんはとってもやる気だ。子の部屋には行ってから、どうも、テンションが違う。熱血おやじのような感じになってしまっている。

正直、温度差が激しくて付いていけていない。どーしたものか・・・。


「それで、何を鍛えるんですか?」

ひとまず、何を強化するのかを、聞いてみる。

「柔軟ですよー。萌子さんには、そこに寝てもらい、柔軟運動をしてもらいます」

美鈴さんはタオルが敷いてあるところを指す。

何でタオルが敷いてあるんだろう? マットだけじゃだめなのだろうか?

と、萌子は疑問に思う。


そう考えていると、

「まずは、これを全部飲んじゃってください」

ぽんっと、運動用飲料水のようなもののペットポトルを渡される。

あ、ちょうどのどが乾いていたんだよね。ありがとうございます!

どーもさっき水を飲んだのに、また喉が乾いてしまっている。運動後は、いっぱい水を飲まなきゃなー。





そして、萌子は、疑いもせず、飲料水をぐいーっと何度かに分けて、のみほす。あー生き返った。萌子! ふっかーっつ! シャキ子だよ!



「それでは、タオルの上に、うつ伏せになって寝てください」

「は、はい。でも柔軟っていても、なにするんです?」

「ここで背筋の運動をしてもらうことになります」

ああ、背筋か、うつ伏せの状態から顔を上にあげればいいんだっけかな?


「あ、そのままの体勢で、ちょっと待っていて下さい。今トレーニング器具をもってきますから!」

そういうと、美鈴さんは、部屋の奥に入ってしまった。


背筋を鍛えるのに、なんか器具必要だったっけ? と疑問に思いながらも、待機していたら美鈴さんはすぐに戻ってきた。

「あ、もう少しそのままの状態でいて下さい。器具が取り付けますの」

何を持ってきたのか気になったので、顔を振り向いてみたかったが、そう言われたので、私はこのままの体勢を維持することにする。


そしてーー、

バシバシバシバシバシバシバシバシッ!

なんか、私の体に何かが一斉にとりついた感覚がした。



え!? 何、何!? 

あわてて萌子は自分の体に何が起きたのかを理解するため首と体を曲げて後ろを向こうとする。

だが、体が思うように動かない。

前方にただマットが見えるだけで、私の体は何一つ見ることができない。


あああ、あれ、あれれれれ?

なんかいろんなところが抑えられてているのか?

「萌子さん、これは機姦名「強制背筋運動君」といいまして、本人の意思に関係なく、背筋を超絶に鍛えてくれる、優れものなのです!」


ああ、なるほど!

・・・。

だぁぁぁぁぁーーーーー!! こんなところにも機姦がぁーーーっ! この施設ろくでもねぇぇぇーーーっ!

涙目の笑い顔で、萌子はつっこむ。


美鈴さんは私の顔の前にやってきて、のぞき込み、

「さ、がんばりましょう!」

といい、ニッコリする。それをみて萌子に悪寒が走る。


・・・しまった! ようやく、いけないことに気がつく。

それはまるで、知らないおじさんについていってしまった幼女。いや、蛇におそわれた、ネズミ。・・・なんか表現があわないな。とにかくよろしくない。


二人だけの環境。部屋には鍵。私は拘束。そして、その隣には、熱血運動お姉さん。

答えが見つかる。あ、こりゃやばいね。でもどの時点でもこのイベントを回避する方法はなさそうだわ・・・。

萌子は運命に逆らうことをあきらめる。

「それじゃ、いっきまっすよー」

美鈴さんが機姦の電源を入れる。楽しそうだ。


そして、どう見ても調教にしか思えない、背筋運動が始まってしまう。




うぃーーーーん。

体を強制的に曲げられる。





「ひ、ひぎぃぃぃっっっ!!!」

ビリビリビリビリビリっ!

背中からビリビリとした痛みがいっぱい生まれる。

も、もう何回目の、ひぎぃだろうか。30回越えてるんじゃないか? 

機会に音が鳴る度に、私は限界まで顔を上に、足を顔のほうに曲げられてしまう。


背中めっちゃ痛い! 曲げられる度にすっごくつらい!


ぷしゅー。

「はひっ・・・。はひっ・・・。はひっ・・・。はひっ・・・。」

私は痙攣しながら、元の姿勢に戻る。茜さんがつけてしまった胸の針治療器具が、マットにぶつかってつらすぎる私にちょっとだけ快楽も与えてくれる。



うぃーーーーん。

「ひ、ひぎぃぃぃっっっっ!!!」

ビリビリビリビリビリっ!

何度でも、背中からビリビリとした痛みがいっぱい生まれる。

もう何回目だこれ・・・、最初にやったより、体は曲がってるが、私の精神が持たない。


ぷしゅー。

「はひっ・・・。はひっ・・・。はひっ・・・。はひっ・・・。」

どうしても息を吸わねばならないと、私の体は必死に酸素を補給する。それと同時に、痙攣も忘れてくれない。


うぃーーーーん。

「ひ、ひぎぃぃぃっっ!!!」

ビリビリビリビリビリっ!


「でも、普通に運動するだけじゃ、少し寂しいですよね・・・。そんなわけでサービスです!」

なんかろくでもないことが聞こえる。


スイッチが入れられる。私の股についている器具が、微振動から、通常の振動に切り変わる。

ヴィーーーン

「あーーーーあーーーーあーーーーああーーーーー!!!」

腰曲げも同時に行われて、すさまじい甘い声が漏れ出す。

通常は、快感が訪れてもこうはならないが、体力がない今、体中に一気に快感が染み渡る。そして、限界と思っていたはずの腰が、さらに曲がる。


「快感時は、腰もさらに曲げることができて、一石二鳥!」

そういうもんだいじゃああああーーーーあーーーーーー!!

みしっ、みしっ、みしっ!

ヴィーーーン

私の曲げられる限界量を超えているような気がする。

気持ちよさと苦しさが同時におそう。これはひどい。

レオタードのお股の部分がぐしょぐしょだ・・・。



みちみちみちっ!

ヴィーーーン

「ほげぎょぁぁああああーーーっ!!」

謎のかけ声とともに、私の体はさらに曲がる。

強制背筋運動君はそのとき私が曲げられる限界位置まで、きっちり曲げてくれるようである。


そして、この後、15分ほど、放置されてずっとこの運動をおこなわされる。




指定の時間きっちり、運動させられた後、私は拘束器具をはずされる。

15分とはとても思えない、地獄の時間であった。


「あっ・・・あっ・・・・あっ・・・・・あっ・・・」

全身汗だくで、すごい臭いをまき散らしながら、私は声を漏らして痙攣している。


「あっ・・・あがっ・・・・あっ・・・・・あっ・・・」

エッチなとき以外に、こんな声がでるのは生まれて初めてだ。


「あっ・・・あっ・・・・あっ・・・・・あっ・・・」

だが、これは快感によるものではなく、筋肉の疲労により、起きているものだ。ていうか、人間体を曲げすぎるとこうなるのか・・・。


「あっ・・・あっ・・・・あ”っ・・・・・あっ・・・」

生きている心地がしない。じわじわと苦しい。痛い。



世界が超絶に重い。私に100kgのおもりを体前進に乗せてしまった。そんな気分だ。

背中は勝手に曲がっている。もう運動はしていないのだが・・・。

私は明後日の方向を見て、意識が半分眠ってしまっている。もう少ししたら闇に落ちると思う。


「てへっ。やりすぎちゃいました」

きらっと星をとばすように美鈴さんはウインクを送っている。まるで反省がみられない。


我が精神は不可侵なり! いかなる状態でも意志ある限り、内心ではつっこんでやるぅぅぅぅっ!

萌子はびくつきながら、やりすぎってレベルじゃねーだろっつ! と、つっこんで、視界が暗くなった。



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