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Duga

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おもらしパンツ


――おもらしパンツ――

とある夜。


茜さんは部屋からいなくなっていたので、そのまま寝れるようにと、快眠マシンの上に寝っころがる。

ふにゃ、やっぱりこれはすごく快適だわ。


そんなベッドのもふもふを堪能していると、
茜さんが急にドタバタと部屋に入り込んできた。

「あー、ちょっとまってねーー」

なんだろな? っと思った茜さんの手元には、オムツと、それに接続されている謎のケーブルが見えた。


「寝る前に今日から、これを付けて寝てね」

言いつけられたことは、だいたい回避不可能である。


私は、一度ベッドから起こされ、降りた後、ソファーに移動して、しょーがないなーと思いながら、足を両サイドで広げて股を見せる。

本当は、自分でやりたいのだが・・・。


「で、これは何ですか?」

ただのオムツでないことは百も承知。怪しいケーブル接続口があるから、何らかの機姦であろうか?


「ふふ、明日の朝になったらわかるわよー。それまでお楽しみっ!」

相変わらず意地悪だなぁ。


そして、私にその特殊なおむつが取り付けられる。

なんだかいつものより若干重い気がする。後、おむつの隣に取り付けられている謎のケーブルが謎だ。


「それじゃ、ベッドに戻っていいわよ」

そう言われたので、ベッドにダイビングする。

「おやすみー、萌子ちゃん」

茜さんは快眠ベッドのボタンを押す。

ぷしゅーっと透明な板がベットを覆い、私はここから出られなくなる。


そして、快適な空間で、私は、意志に関係なく、すぐに眠りの状態に落とされてしまう。


おむつねぇ・・・、何をするつもりなんだろうか・・・。

あ、眠い・・・。


・・・。

ぐーーーー・・・。




かばっ。萌子は起きあがる。

トイレ、トイレ! あれここトイレあったっけ?

トイレ、トイレがないぃぃぃ。やばいどうしようどうしよう。

トイレェェェーーー!


・・・。

かばっ。萌子は起きあがる。

トイレに行きたい。なんだかとてもトイレに行きたい。

トイレに行かなければ、大変なことになってしまう。

でも、ここにはなかったような・・・。

ト、トイレェェェーーー!


・・・。

かばっ。萌子は起きあがる。

まずい、これは夢の中だ。

私はトイレに行かなければならない。

トイレどこ、お願いトイレちょうだい! 何でもするからと、トイレェェェーーー!


・・・。

かばっ。萌子は起きあがる。

何回目のループだろうか、どうせトイレにたどり着けないんでしょ。

悪夢から抜け出さない限り、いつまでたっても、このままだ。

おきろ、起きるんだ私!

そして、トイレに移動する。あれ、トイレがないぞ?

トイレがトイレがトイレがぁぁぁあああっ!



・・・。

かばっ。萌子は起きあがる。

体全体が暖かい。もうトイレなんていいよね。

ふ、ふわぁぁぁぁあああ。

プルプルとお股が震える。

もう我慢できない。お股から体に、甘い快楽がじんわりとわきでて、そして、しびれていく。

ああ、なんて気持ちいいんだろう。それはもう、心地よさと快楽をミックスした、とてもデリシャスでワンダホーな気持ちよさだ。

もっとほしい。もっとちょうだい!

さらにさらに、お股が暖かくふるえる。

いいね。たまらない。うへへーー。

そしてわたしはーーー。




「だぁぁぁぁああああ!」

私は、いきよいよく目が覚める。冷や汗が顔の横を通り抜ける。ほほをつねる、夢ではなさそうだ。


しかし・・・やらかしたかもしれない。

快感がほんわかと残ってる。何とも気持ちいい夢を見ていたのであろう。しかしながら、記憶の断片が、やらかしてしまったかもしれない、と教えてくれている。

おそるおそるオムツの中に手を入れる。


べちょ。

あー、びしょびしょだー。失禁しちゃったね、どうも。

失禁なんていつからしていなかったかな・・・、子供時代にライターで遊んで、
でっかい地図を作ってしまったとき以来、もうやっていなかったのだが・・・。


だが、茜さんから昨日の夜、渡されたこのオムツが原因である可能性は、99%だとおもう
流石にもうこの歳で、何もなくておもらしなんてするはずがない。

あ、でも・・・残りの1%だったら、茜さんから言葉責めを食らうであろうな・・・っと思った。


「萌子ちゃん、おっはよー」

今日も茜さんが元気よく私の部屋に入ってくる。

「どうだったー? やらかしたー?」

あ、やっぱりこいつが原因だったか。

萌子は確信に至る。


「それね、機姦名「おもらしパンツ」っていうのよー」

茜さんは私のオムツを、さわさわとさわりながら、そう教えてくれる。

「朝起きる前に、萌子ちゃんのお股に、微弱な振動と電流をうまい具合に流し込んでね、強制的におしっこさせるのよ。だけどこれが、とっても気持ちよくてね」

確かに、いわれてみれば、少し曖昧だが、すごく気持ちよかったと思う。夢の中でお漏らしをしてしまうことが、こんなにも気持ちいいものだとは、知らなかった。

しかし・・・しかし、だ。


私は女性だ。こんな恥ずかしいことには、いかに気持ちよくたって、耐えられるわけがない。

う、ううっ・・・。とりあえず聞く。

「これは・・・今後ずっとつけていくんですか?」

「いいえ、3週間だけよ」

今後、ずっとおもらしさせられるのは、問題だ。

嬉しいような、ちょっとだけ期待はずれのような……。いやいや、期待はずれじゃない!

おもらしは3週間で終り! それだけ!

自分にそう言い聞かせる。そして自分はそれに納得する。
2週間だけならいいよね。ちょっと気持ちいいし、実験だからしょうがない。謝礼ももらっているわけだし。


なんだかんだで、妥協してしまう私であった。




そして、3週間の間、快眠ベッドからを覚ます度に、
私は毎日しっかりと、おもらししまうようになっていた・・・。

最初は嫌がっていたのだが、途中から、朝起きるときにおもらしをすることが快感になるようになった。
起きる際にしてしまうおもらしって、おむつがあるとこんな気持ちいいんだなっと・・・イケナイ快感を体に染み込ませてしまった。

そして、3週間の間、そんな変態チックな快感を味わい続けたために、
3週間後、寝る前におもらしパンツが取り外されて、あ、もうおもらしできないんだな・・・。と、ちょっと残念に思っていた。

で、でもでも、やっぱり普通の方がいいよっ! と思い、眠りに落ちる。




3週間後の翌朝。


朝だ。

起きた。お股のところがびしょびしょになっているのがわかった。

え、なんで? 汗がたらーと滴り落ちる。


お、おかしい・・・ おもらしパンツを装着していないのに、なんで私、今日おもらししちゃってるんだ!?

焦りながら自分のお股にオムツ越しで触れてみる。たっぷり塗れた液体・・・いかに吸収性抜群といえど、おしっこが内部に存在しているのがわかる。

ま、まま、まさか! おもらししすぎて、おもらしを体が覚えてしまったのだろうか!?





私が焦っているところで、茜さんが口を開く。
え・・・そこに立ってことは、見てたんかい!


「よし、今日もちゃんとお漏らしできたわね。実験は成功っと」

茜さんはタブレットにデータを入力している。

「その言い方から察するに、私はおもらしを覚えてしまった・・・ってことですか?」

おそるおそる聞いてみる。


「そうよー。萌子ちゃんが夜に毎日履いていたオムツ、正確には、機姦名[おもらしパンツ・インストール]っていうのよ」

え? インストール? えええ!?

「え・・・。えっと、インストールって・・・・・・」

とりあえずベッドから起こしてくれる。
その後、茜さんが私のオムツを優しく撫でながら、口を開く。

「インストール。パソコンに使う言葉と同じ意味よ。
 今ね、萌子ちゃんの脳とお股には、朝、おもらし、することがきっちり保存されたわけなのよ。素敵でしょ」

いやいやいや、素敵とかじゃなくてですね・・・。
萌子は現在の状況に、整理があまりつかない。


「そう、だからね。もう、萌子ちゃんは毎朝、起きる前になると、必ずおもらしするのよ。自分の意志とは無関係に」

ゆすゆす、オムツを撫でながら、そう教えてくれる。ちょ・・・そこ、気持ちいいです・・・・・・。


「えー・・・。ずっと・・・続くんですか?」

恥ずかしい状態と引きつった顔の変な状態で萌子は問う。
ニコッとして、茜さんは返答する。

「ええ。きっちりインストールできたからね。今後ずっと、おもらしできるようになるわー」

えええええええ!? やっぱり!
おもらしを覚えこんじゃって、毎朝必ず、おもらしするんだって!?

わ、私、おもらし女・・・漏れ子になっちゃったんだ・・・。


「一応、忘れさせることもできるけど、それはこの施設をでるときまでは、お預けね」

そ、そんなぁ・・・。

「でも、お漏らしするのは、朝起きるときだけだし、快眠ベッドの中でしても問題ないでしょ? おしっこにも対応してるし」

「そういわれると、そうかもしれませんけど・・・」

「それに、朝起きるとき、いつものようにお漏らしできることが気持ちよかったでしょ?」

「そ・・・それはそうですけど・・・」

どんどん茜さんのペースに乗せられている気がするよーな・・・。私はこの人に依存いていて、あまり逆らえない。

「なら、いいじゃない。朝に、気持ちいいことが1つ増えただけ。ね?」

「はいー・・・」

だめだー。私茜さんに服従しちゃってるー。これが愛の代償なのだろうか。


というか、朝以外にも、オムツにおしっこ漏らしちゃってるじゃん私! あ、でも、こっちは自分の意図で漏らしているのだから、違うか。朝は失禁。お昼はおしっこ、か。


「さ、今日の支度をしましょ」

私のことはあまり気にせず、茜さんはいつも通りパタパタと移動し、部屋の隅で、自分で持ってきたものの用意を初めていった。

マイペースだなぁ・・・。


しかし・・・。おしっこさせることを覚えさせる機姦があるなんて、すごいなぁ。でも、もう少し別の方向にも、こういうことを活かせないのだろうか?

衝撃の事実に少しは動じたものの、萌子はわりと、まいっか。で済ませてしまった。他にも色々されちゃってるし。

私は、すでにこの環境に慣れ始めているのであった・・・。



以降、通常で寝る時は、必ずオムツが私のお股に取り付けられるようになり、

私が朝起きるときは、必ずおしっこを漏らして、気持ちよくなってしまうのであった。
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